あっさりカレー、大根の煮物を天ぷらにする話など(料理教室)
上田市の料理教室 Hogar Kaorita(オガールカオリタ) です。
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11/17 12/1
ギー作り教室(無塩バターを熱して作る、健康に良いバターオイル)
さて!
先日のリクエストレッスンでは、
”あっさりしたカレー"を作りました。
あっさりポークカレー
今回使ったのは、カレー粉。
赤い缶に入ってるあれです。
自分がアーユルヴェーダでスパイスを学んでいる、そして当料理教室に来る方はお料理好きな方も多いということもあり、これまではスパイスの効能も説明しつつ、スパイスを様々に組み合わせたカレーをご紹介していました。
ですが、今回はカレー粉を使った口当たりの軽いあっさりとしたカレーにしてみました。
老若男女に好まれるような、親しみやすい味です。
いくらでも食べられてしまいそうな、それこそ”カレーは飲み物”と言いたいようなカレーです。
大根の天ぷら
これからの季節、美味しくなる野菜と言ったらなんでしょう?
私の”推し”は「大根」です。
おでんにふろふき、ブリ大根などなど、寒い時期にハフハフ言いながら食べるのが大好き。
煮物の大根はメインにはならないかもしれないけれど、どこか円熟味があり、場を引き締めてくれるような名ベテラン俳優的存在だと思います。
ところで、その煮た大根、たまには衣をつけて揚げてみてはいかがでしょうか?
フライにしても良し、天ぷらにしても良し。
味がしみた大根にひと手間加えることで、
みんなのお箸がよく伸びるメニューになります。
油の力は絶大です。油と糖をまとえば誰もがスター。
むかしは煮物の大根が苦手だった自分も、これだったらきっと食べられる。
今回は大根の煮物を天ぷらにして、カレーに添えてみました。
本当は衣に黒胡麻を混ぜる予定だったのですが、
忘れて後からかけたら微妙な仕上がりになりました。
作る際はぜひ衣に混ぜて揚げてください。
柿バター ~ちょっぴりバルサミコ~
旬の甘い柿を、バターでソテーしてみました。
焼き加減はお好みですが、私は少し表面を焦がした方が好きなので焼き目をつけました。
そして最後に、バルサミコ酢をさっと回しかければ、酸味がついて味が引き締まります。
柿と言えば、今年は干し柿を作ってみたいです。
きのことホタテのソテー
ホタテを食べて応援しようということもあり、ホタテと秋の味覚のきのこをソテーにしました。
きのこは動かさずに焼くことで水分が出にくくなるので、水っぽい仕上がりになりません。
なお、きのこは何種類か使うと味や食感に違いが出て美味しいです。
黒豆とかぶのサラダ
以前「クリスマス・マリネ」と題して、料理教室で紹介した一品をアレンジしました。
まだまだ秋なので、白いかぶと、赤玉ねぎの酢漬けを入れてライトな色合いにしてみました。
赤大根や赤かぶで作ると、濃い赤が映えて色合いが一気に冬っぽく華やかになり、クリスマスに合うのです。
クミンほうじ茶
クミンは、セリ科のスパイス。
消化促進、消化力向上などの効能があると言われています。
スパイスの効能って大抵「消化に良い」ものが多いですが、クミンはその最たるもの。
通っていたアーユルヴェーダの学校の先生から、「消化力を高めたかったらクミンを摂るように」とよく言われたものです。
そのクミン、実はほうじ茶と相性がいいのです。
ほうじ茶の茶葉に炒ったクミンを加えて淹れると、香ばしさが倍増。割合はお好みで。
インドと日本のすてきな融合です。
食後のお茶にいかがでしょうか。
今月のテーブルコーディネート
先月、初めてナマステインディアに行ってきました。
ナマステインディアとは、代々木公園で毎年行われる、インドの食・服・雑貨・舞踊などを日本にいながらまるっと楽しめる一大イベント。
掘り出し物がいっぱいあるよ、という知人の言葉に誘われて、初ナマステを堪能してきました。
クオリティ抜群かつお値打ち価格のクルタや可愛い雑貨をついつい衝動買いし、ビリヤニをはじめお菓子やスナックに舌鼓を打ち、インドの舞踊のステージを見物したり、手相を見てもらったり。
スパイスやお香の匂い、賑やかな音楽や笑い声が聞こえる中をたくさん歩き回り、久々にインドの風を感じられたような1日になりました。
今回のテーブルは、露店でひとめぼれしたインド綿のマルチクロスをテーブルランナー的に使ってみました。
赤い布が欲しかったので大満足です。
一緒に行った知人から、ものすごくニコニコしながら買い物していたと言われました(笑)
ところで、カレー粉を考えた人ってすごいですよね。
配合をきっと何度も何度も変えながら試作したんだろうなぁ。
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