「頑張っているのに満たされない……」の対処法
頑張ってるのに満たされない、いつも追い立てられるような感じがする……
このように「すべき」ことで頭がいっぱいになると、しんどくなりますよね。
そんなときは、「すべき」よりも「したい」ことを増やすことをオススメします。
「こうしたら楽しいなぁ」「これしたらホッとするなぁ」「これできたら最高だなぁ」と思えるものを、ちょっとでいいから、やってみるのです。
メンタルヘルスの世界では、ストレスに対処するための行動のことを「コーピング」といいます。
本『セルフケアの道具箱』の著者でもある公認心理師の伊藤絵美さんは、日々のストレスとうあく付き合うには、小さくてもいいから、様々なコーピングを用意しておくのが良いといいます。
つまり「これがしたい!」ということを、小さくてもいいから、たくさん用意しておくことで、日々のストレスを流していくことができるのです。
ちなみに私は、疲れてきたら、以下のようなコーピングをしています。
・マンガを1話読む
・Amazonプライムで映画を5分見る
・ウクレレを5分弾く
・YouTubeを見てエアロビを3分する
・窓を開ける
・外の空気をちょっと吸う
・背伸びをする
・音楽を1曲聴くなど___
5分でもいいのです。(もっと少なくてもいいくらい)
ほんの少しの時間でもいいので、「したいこと」をやってみると、心がぐっとラクになり、気持ち新たに、物事に取り組むことができるようになります。
とはいえ、なかには「そんなことをしている暇はない」「遊ぶなんて無駄な時間だ」と思われる方もいるかもしれません。
私もガムシャラ気質なので、その気持ちが分かるんです。
けれども、考えてみてほしいのです。
その「すべき」ことが終われば、ホッと一息つけるのでしょうか?
私の経験上、1つ課題が片付くと、また2つ、3つ……と課題が降ってくることが多い。
まさに課題のわんこそば状態(おなかいっぱい泣)
人生って、課題がすべて解決する、なんてことはないのかもしれませんね。だったら、そんなに急いで、目前の課題を解決する必要は、実はないのかもしれません。
緩急をつけることが大切なのだと、私は思います。
人生は短距離走ではなく、マラソンみたいなもの。
全力疾走で走り続けていたら、完走するどころか、1キロ地点で疲れてしまったり、ともすれば怪我してしまうかもしれません。
長い人生、休んだところで、ゴールは別に離れません。
であるならば、疲れたら、給水したり、ペースを落としたり、ゆっくり木陰で休んだり、「ずいぶん遠くまできたなぁ」ってぼんやり風景を眺めてみたり……
休みながら進む。
欲を言えば、走っているプロセスを楽しんでみる。
それができるくらいのゆるやかなペースを守る。
それくらいのゆるい心持ちが、人生という長距離走を走るうえで、大切なのかなぁと思うのです。
頑張りすぎて疲れている、すべきことで頭がいっぱい……
そんな方は、間違いなく、もう十分に頑張っています。
だから、ぜひ「すべき」より「したい」を優先して、心のゆとりを取り戻す練習をしてみてくださいね。
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