雨の降る朝の燈。

雨がしとしとと降る朝。

ビニール傘を差し、傘布越しに空の薄鈍びた雲を見上げる。
ぱつぱつと、耳に残った寒の雨。


🎵

おはようございます。
毎週にちようびの朝に好きな音楽を語るエッセイ、『にちようびの音。』です。

今朝は雨でした。
昨日から雨が降っています。
大雨というよりは、長雨といったような。

そんな朝には耳に優しい曲を聴いていたいところ。
ゆっくりと朝をはじめていきましょう。

🎵🎵

紹介したのは、崎山蒼志さんの「燈」。
人気作品『呪術廻戦』のエンディングテーマにもタイアップされています。

メロディと、エンディングテーマの描写の印象もあって、聴いているうちに雨の情景がやってきます。

が、歌詞からはもっと薄暗く、一人でなにがしかの思考を抱えた重さみたいなものも漂っている気がしますね。

ただ、曲の入りが私としては柔らかく聴こえて、そのままするりと聴けてしまう感じが雨の朝に合うなと思い、今回の選出です。

家にいると、窓ガラスにはりついた透明な雨だれを見つつお茶を淹れるイメージ。
外にいたら、傘をさしたり、鞄を頭上に持ったりして、雨を避けながら家まで小走りする。そんなイメージ。
お茶の温かみが肌身に沁みそうだ。

🎵🎵🎵


さて。
これまで『にちようびの音。』では晴れの日の朝をイメージして曲を選んできましたが、今回は雨の朝から浮かんだ曲を紹介してみました。

どうやら私は、結構気温や天気によって聴きたい曲が変わる気質のようです。

ともあれ。
それではみなさま、よい一日を。

雨は雨で好きなんですが、洗濯物どうしようかな。

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ななくさつゆり
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