試験前の遅刻疾走 (震えるぞハート)
心臓に悪い出来事でした。
【告知】
■12月活動報告 : 輸出管理攻略部
本年も宜しくお願いします。
先日、10人目の方が輸出管理攻略部にご加入されました。
ついに2桁。沢山の方に興味を持って貰えて嬉しいです。
立ち上げ時に計画していた初期メンバー10人が揃いました。有意義な情報交換場所となるよう目指していきます。
【本編】
■STC Advanced試験当日のヤラカシ
Advanced勉強法記事を書いた私ですが、試験当日に
ヤラカシてしまい紙一重で合格しています。
反省と自戒のエピソードです。
■余裕
試験日が1月下旬。
その2-3週間前、過去問を勉強している時にふと思いました。
これ合格余裕ではないか?
合格ラインが18点くらい。
初見で挑む過去問も20点は取れていたからです。
余裕だと分かると、勉強の意欲が下がってきたのを感じました。
しかし、ここで気を緩めるのは良くありません。
目標をただの合格ではなく、24点以上(1ミスまで)で合格に切り替えて試験日まで勉強を継続しました。
そして迎えた試験当日。
ここまでやれば落ちる方が難しいと言える程の自信がありました。
■油断
試験当日は東京ビッグサイトでスマート物流EXPO/ウェアラブルEXPOが開催されていました。
試験開始は15時。そして試験会場も同じ場所。
会社に断りを入れて、午後1時から試験前にEXPOを見学しに行きました。
試験直前の詰め込みも最早不要と舐めていました。
EXPOでは先進的な管理システムの展示が興味深かったです。
輸出管理パッケージシステムの開発計画はないですかとシステム屋に聞いてみたり、会話に花を咲かせていると試験時間が迫ってきました。
試験開始15分前にビッグサイト内の試験会場に着けるよう、EXPOを後にしました。
■無人の試験会場
試験会場に着くと、誰も人がいません。
そして試験案内の看板も見当たりません。
前回のAssociate試験もビッグサイトでやったのに何が起きているのか。
受験案内を見直します。
よく見るとビッグサイトではなく、TOC有明と書かれています。
「TOC有明ってどこですか」
近くにいたビッグサイトの警備員の方に慌てて尋ねました。
「ここの建物内じゃないよ。あっちの方」
遠くの方を指差す動作に嫌な予感がしました。
この時、時計を見ると試験開始時刻まであと15分でした。
試験を受けさえすれば合格できる自信はあります。
しかし、場所が遠ければ試験に間に合わないかもしれません。
ヤラカシてしまったかもしれない。
Googleマップで経路を素早く検索しました。
試験開始15分前。そして徒歩15分の距離。
このGoogleマップを見た瞬間、反射的に走りました。
徒歩15分なら走れば7分でいけるはず。
そんな事を考えつつ走り抜けます。
毎日のジョギングでスタミナを付けていたのが功を奏し、TOC有明まで7分程で到着しました。そしてエスカレーターで4階まで急いで駆け上がりました。
恐らく最終入場者だったので、周りの受験者の視線を感じつつも会場入りしました。
試験開始5分前くらいに着席でき、何とか間に合いました。
■試験中の脳内反省会
何故会場を勘違いしたのかと反省しました。
試験に対して完全に油断しきっており、受験票送付メールを読み込んでいなかったのが原因です。
合格の実力があったとしても、試験開始に間に合わなければ元も子もありません。
脳内反省会をしながら、そして直前まで走った身体をクールダウンさせながら試験問題を解きました。
その結果、自己採点は21点でした。
テキスト以上の内容の難問で2問失点、他2問は凡ミスで失点しており、目標の24点以上には到達できず惨敗でした。
凡ミス2問は冷静に解き直すと何故間違えたのかと思う問題でした。
試験直前の全力疾走により、冷静さと集中力を欠いたのが一因です。
■試験当日の注意事項
どんな試験でも基本的な事ですが、受験案内をよく読み込む事です。
試験後に気が付きましたが、試験開始から10分未満なら受験自体は出来ます。
私はこの注意事項も読んでいなく、試験開始時刻がデッドラインと思い込み、ビッグサイトからTOC有明まで疾走しました。
反省点まとめ
・受験案内をよく読まなかった
・試験会場をビッグサイトと思い込んだ
・遅刻の注意事項も把握してなかった
試験への油断、思い込みが生んだ結果です。
今後、資格試験をバッドコンディションで受ける事は二度と起こさないと誓いました。
参考文献 (タイトル)
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