だからわたしは手紙を書く
わたしは、好きな人に3ヶ月に一度ラブレターを書くと決めている。
なぜ3ヶ月か?
な〜んとなく
初めて手紙を渡したのがたまたま9月で
3ヶ月後が彼の誕生日。
3,6,9,12月にお手紙を書けば四季も感じられてちょうどよかった。
実際に手渡したのはまだ2通だけれど、渡せなかった手紙は何通もある。
手紙の質やタイミングも含めて
結局は3ヶ月に一度が程良い、というところに落ち着いている。
さらに手紙にせずとも、彼に伝えたいことを記したメモは膨大な数になる。
思いついたらすぐiPhoneのメモへ
時間がある時はノートに書き出す
彼に手紙を書くための思考のメモだけれど、これはわたしへの手紙でもあるな、と最近気づいた。
わたしが、わたしの声を聞くための手紙。
例えば、「悲しい」を「悲しい」で終わらせない。
なにが悲しかったの?
なぜ悲しかったの?
果たして本当に悲しいの?他の感情ではない?
どうして欲しかったの?
など、自分を深掘りしていく。
もちろん、わたしはわたしの全てを知らないので、自分で説明できないこともある。
そういう時は、本を読む。
’’あ〜わたし、もしかしてこれかも’’
と、本の中から感情や心理状態のヒントを得る。
それは、本当の自分の声ではなく、型に当てはめているだけかもしれないけれど
一旦それでいい。
次に訪れる同じ状況に、対処できなかったときに
本当の自分の声が聞こえてくる。
うん、そんな気がする。
そうして、たくさん書き出したメモから
彼に伝えたいこと、伝えるべきことを抜粋する。
大抵、伝えなくて良いことの方が多い。
伝えたいことなんて、’’大好き’’の一言に収まるのだから。
彼に直して欲しいところももちろんあり、それを伝えようと思ったこともあるけれど、なんとなく違う気がしてやめた。
わざわざ手紙で後出しすることではないからね。
それに、多くのことは自分の捉え方を変える方が早い。
相手を変えようとすることにエネルギーをかけたくない。
そうすると結局
彼への手紙には日頃の感謝と、これから先のことを書いている。
なんだか、それでいい。
きっと、一緒にいる時間が長くなればなるほど、お互いの温度に慣れていくのだろうし
相手のことをわかってきて
’’きっとこうだろうな’’
と思うことも増えていく。
思い込ませるものか。
あなたが思うほど、ずっとずっとあなたが好きなのだと
胸に刻ませたい。
付き合うことができなかった、いつか大好きだった人は
’’h nが何も言わないから、このままの関係でいいのかと思ってた’’
と言った。
そうか、わたしが意思表示をしていなかったんだ。
あれだけ一緒にいたのに
何も届いていなかったんだ。
だからわたしは
好きな人に3ヶ月に一度ラブレターを書く。
もう、好きな人のことも
彼を大切に想うわたしのことも
見失わないように。