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料理をしている時間が好きだ

12月末に会社を辞め、しばし無職(休職中)となっている。
とはいえ次の仕事探しや実家の引越し手伝い、家族旅行の準備などの雑用に駆り出され、毎日意外と忙しい。年末や正月に「しばらくは暇なので〜」とあちこちに愛想を振りまいたツケが回った...。親切の安売りは程々にしよう。

なので朝食をゆっくりとってから博物館や美術館巡りをし、午後はカフェで読書する...なんて日々は過ごせていないが、一つだけ変わったのが食事の準備。これまで平日の夜に凝ったものを出すなんてことはなかったけれど、最近は毎日小一時間をかけて夕食に4〜5品を作っている。

先週の水曜日はジャガイモを蒸すところからコロッケを作った。食パンをスピードカッターで細かくしてパン粉にし、千切りキャベツと合わせて完成。

3人家族なのにコロッケ7個

お弁当作りの間にチャチャっと準備していた朝食にも凝り出した。昨日は貝柱のお粥、今朝は小松菜のクリームスープとパンにした。お歳暮に蕎麦とうどんを大量にもらったので、麺類もよく朝食に食べている。昆布は寝る前に水に漬けておき、仕込んでおいた本かえしを使えば準備もすぐ済む。バリエーションを工夫するのも意外と楽しい。

今日の朝食 スープの具材は玉ねぎ、ジャガイモ、ベーコン、小松菜

これまで食材はほぼ生協で買っていたけれど、最近は必要最低限のものだけ発注し、頻繁に買い物に行くようにしている。オススメ食材やセール品を活用した献立を考えて料理をするのが楽しいのだ。

ネットで料理を検索すると「時短」「簡単」「省略」なんて候補ばかり出てくるけれど、料理(だけでなくほとんどの家事)は極めてみれば楽しいものだ。かつての私のように仕事と育児で忙しいという人も、いつか時間をかけて料理をしてみてほしい。コロッケだって冷凍を揚げれば5分で済むけど、60分かけて仕込んだものはやはり味と香りが全然ちがう。そんな食事は思い出にもなるし、コストもそんなにかからない

料理に時間をかけられる日々はそんなに長くは続かないだろうけど、春になるまでのあと数ヶ月、この楽しい時間を一生懸命に過ごそうと思う。
さて今日は何を作ろうかな。

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