見出し画像

育休中って何してるの

現在2人目の子供の育休中なので、何をしてるか書き出してみた。


育休中何してるか

毎日のお世話

・おむつ交換(1日5〜13回)
・母乳またはミルクの授乳、げっぷ
・哺乳瓶の洗浄と消毒
・離乳食の食材調達、下ごしらえ、調理、食器洗い
・抱っこやおんぶ(ぐずるとき、寝かしつけ時、遊ぶとき)
・服、スタイ、ガーゼ、抱っこひも、ラグの洗濯
・おもちゃの洗浄
・上の子が床に散らしたおもちゃや紙などを片付ける
・片付け、掃除
・遊び、散歩(春、秋)
・お風呂セット準備〜洗浄、保湿
・寝かしつけ
・夜間授乳
・上の子との遊び、メンタルケア
・通常の家事(片付け掃除、洗濯、料理、その他)

2ヶ月以降からやること

・予防接種スケジュール組み(上の子の分も)
・予診票の記入(手書き、大量)
・小児科通院(予防接種や具合悪いとき。半日近くつぶれる)
・集団健診(半日以上つぶれる)、個別健診(混雑)
・健診書類作成(手書き、項目多い)
・離乳食講座、ママ講座(週1、6回連続)等各種講座参加
・助産師、栄養士相談会参加
・支援センター、子育て施設へ行く(遊びや情報収集)
・市役所窓口へ各種手続き、書類受け取り
・保育園入園手続き書類作成、申請
・保育園等見学回り(今回はしなかった)
・職場に顔出し、書類作成依頼、職場復帰後の相談等
・上の子の就学準備書類作成、説明会参加
・(赤ちゃんが動けるようになったら)ベビーゲートや角クッション、コンセントカバーなどの設置

着替えのタイミング

・汗かいたとき
・ミルクを吐いたとき
・よだれでびしょ濡れになったとき
・離乳食こぼしたとき
・うんちがもれたとき
・おしっこが出すぎてもれたとき

ときどき〜たまにやること

・買い出し
・子供用品の比較検討、購入
・チャイルドシートやベビーカーの洗濯
・搾乳
・搾乳器の洗浄と消毒
・産後整体(腰痛肩こりがひどい)
・自分の通院(歯科、眼科、皮膚科、耳鼻科、内科など)

学んだこと

・健康第一
・自分の精神安定が最重要
・産後1ヶ月経つまでは【寝る、トイレ、食事、シャワー、授乳、おむつ交換】以外は本当に何もしないのがベスト(ちょっと調子こいて家事したらあっという間に心身が終わった)
・産後1ヶ月間は絶対に赤ちゃんと一緒のタイミングで睡眠を取る。自分ひとりで起きていてはいけない(夜間の頻回授乳に耐えられなくなるので)。できれば面会も断り、月齢が進んでからにしてもらう(上の子のときはまだ20代で気力も体力もあったが、30代になった今は無理するとすぐバテるようになったため)。
・産後すぐは乳腺炎に注意(上の子は横抱きばかりしてたら乳腺炎になり高熱が出て病院通いが大変だった)
→今回はラグビー抱きと縦抱きもちゃんとローテしたら乳腺炎にならなかった
・マタニティーブルーズは産後入院中からでもなる(本当につらい)
・産後うつは遅れてやってくるから注意(産後ハイが消えた1ヶ月半頃〜。本当につらい)
・発達も寝かしつけも育児書どおりにいくことはない
・寝ないときは寝ないし食べないときは食べない
・あきらめることも大事
・根詰めると精神が死ぬ
・昼寝中のスキマ時間にあれもこれもやろうとすると、自分のペースを乱されたときにとてもイライラする
→細切れになってもいい作業をするか、周りに協力してもらい自分の作業を中断されないようにする
・家族の誰かが少しでも調子悪かったら自衛または隔離(母子間だと風邪移りやすい気がする、父は全く移らない)
・離乳食食材の食べられる時期目安は発信元によって多少ズレがある
・普段と様子が違う、に気付くためには、普段の状態をよく観察しておく必要がある
・液体ミルクはとっても楽、その分値段も高い
・トイレに寄る予定があるなら抱っこひもは必要(おむつ交換台もベビーチェアもないトイレしかない場合は抱っこひもしながらトイレすることがある)
・出かける前にトイレのおむつ交換台やベビーチェア、授乳室の有無について調べておく
・ビニール袋は多めに(使用済みおむつだけじゃなく濡れたスタイや着替え、ゴミを入れるのに必要)


コミュニケーションは大事

家族・夫婦間

書ききれないけどこま〜ごまとしたポイントが本当にいろいろあって
(例:おむつの種類やテープを止める位置、おしりふきの厚み、服の枚数、お出かけ時の必要物、冷凍母乳の解凍は熱湯NG、各種申請手続き等の手順、ぐずったときの対応、抱っこは横か縦か、ベビーフードにまだ食べてない食材が2つ以上含まれていないか、など)
このあたりを家族で全て話し合っておかないとケンカになる。

あと、ところどころで夫婦のコミュニケーション力が試されることがあり。
ママが「しばらく赤ちゃんを見てて(=お世話をして)」と言ったら、パパは本当に赤ちゃんを"見てるだけ"だった(泣いても抱っこしない、うんちをしてもおむつを替えないでママを呼ぶ、など)という話は何人ものママさんから聞いた……。
この場合は、パパを職場の他部署の同期(人によっては直属の部下?)だと思って、最初に事細かに指示をするとその後は覚えてやってくれると思う。
その際、伝え方は重要(こんなんじゃダメ、じゃなくて、ありがとう助かる〜こうしてくれるともっと嬉しいな〜!とか)。あと報連相。
指示すると拗ねて話聞いてくれないタイプのパパは知らん(さすがに職場じゃ拗ねて仕事しないとかありえないよね?)。

育児のスタート地点はパパもママも同じはずだから、常にお互いに情報を共有したり話し合ったりすることが大事だと思う。
育児スキルに差がつきすぎるとうまくいかないのかも、と思った。

周囲の方々


他にも義実家とか実家とか親戚とか見ず知らずの人(!?)とかと育児について揉めたり。昔と今の常識は違うとか、勝手におやつあげてほしくないとか、伝えないと相手はやっぱりわからない(伝え方は重要)。
ただ、今のやり方はこうなんですよ〜が全く通じない人もいるらしい。
育児に周囲の協力は不可欠。全部ひとりでやろうとするとぶっ倒れてしまうので、なるべく助けてもらえるように普段から良好な関係を築けるような努力は必要。親族だけじゃなくて支援センターの人とか助産師さんとかいろいろ。

見ず知らずの人は何なんだろう………なんかアドバイス(?)したいだけなのかな。たまにグサッと来ること言われることがあるのでつらい。NPCだと思うしかない。

パパもぜひ育休取ろう

1人目のときは(6年前)男性の育休前例がない、と言われ取ってもらえなかった。(そのことでケンカした記憶がある)
2人目は取ってくれ!!と頼み、夫に育休を取得してもらった。期間は退院日から2週間と少し。
本当〜〜に助かった。上の子の保育園送迎や料理、会陰が痛むときのおむつ交換、何をしても寝ないときの抱っこ、夜間授乳の手助けなどなどなど……。夫がいなかったらぶっ倒れてたと思う。
2人目育児のスタート地点から一緒に走り始めることができたし、夫への感謝と愛が深まった。
可能なら1人目から育休を取って、ふたりで育児を始めるのがベストだと思う。今は以前より育休取りやすいだろうし、新生児期はほんとにあっという間だから。というか男性の育休も義務化して欲しい。

わたしの場合はどうしても仕事を休まなければならないおかげで、仕事を効率良く前倒ししたり、わかりやすく引き継ぎしたりするスキルが身に付いた。あと子供中心の生活になったことで、これまで壊滅的だった忍耐力とか、規則正しく生活する力が普通の人並みになった……と思う。

書いてみての気付き

ほぼ家にいるのに何もしてない〜(涙)、な日々を振り返るために書いてみた。結果、別に何もしてないわけじゃなかった。けっこう頑張ってるじゃん……!?
上の子のときはこれらにプラスして工務店めぐりや完成見学会、引越し3回(同居して失敗)、マイホーム打ち合わせ等があった(忙しかった)。今回は2人分の予定で忙しい感じ。

書き出してみたら、自分のために使う時間って少ないかもしれない。出かけようと思ってたけど赤ちゃんが寝ちゃって断念、みたいなのけっこうあった。
新しい服をお店で見たいしたまにはカフェでほっと一息つきたいけど赤ちゃんは座らせられるのか、ずっと抱っこはきついな、授乳室やおむつ交換台はあるのかな、昼寝して起きたら授乳の時間になっちゃうな、そうこうしてると夕方になって保育園お迎えの時間だ……などなど。考えることだらけで結局やっぱ家にいるか……となることが多い。
子供が起きてると気が張ってて実はあんまりリラックスできてないかもしれない。うつぶせ寝になってないか、小さいおもちゃ食べてないか、床に転げ落ちてないか、とか。
たまには完全に自分ひとりで家事も育児もな〜んも気にしなくていい時間が必要。時間は作るもの。作ろう。

おわりに

育児はマニュアルどおりにいかないし正解もないし、これで良かったのかな……の反省会ばかりの毎日だけど、子供にしっかり向き合ってる世の中のママパパは皆頑張ってる!お疲れ様です、本当に!皆偉い!