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2024/04/27[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山

Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。

■2024/04/27 20時スタート ※約90分間

「❤️スキ・いいね」ありがとうございます!励みになります。Clubhouseに於いて新聞書評欄の本の紹介を、ほぼ毎週土曜日に音声ライブ配信。本の選者と私(ほぼツッコミ役)の2人でこつこつ開催しています。


2024年4月27日掲載 新聞書評

●朝日(4/27)
未来省」キムスタンリーロビンスン著 瀬尾具実子訳 パーソナルメディア 3300円
異国の味」稲田俊輔著 集英社 1650円
観光地ぶらり」橋本倫史著 太田出版 2750円
人生のレールを外れる衝動のみつけかた」谷川嘉浩著 ちくまプリマー出版 990円
文書館の仕事 アーキビストと資料保存」新井浩文著 吉川弘文館 2200円

●毎日(4/27)
検証 川中島の戦い」村石正行著 吉川弘文館 1870円
「裁判官 三淵嘉子の生涯」伊多波碧著 潮文庫 880円
彰義隊、破れて末のたいこもち 明治の名物幇間、松廼屋露八の生涯」目時美穂著 文学通信 2750円
日本近代史12の謎を解く 伝承と美談の狭間で」秦郁彦著 PHP研究所 2640円

●日経(4/27)
落語速記はいかに文学を変えたか」櫻庭由紀子著 淡交社 2090円
イノベーション全史」木谷哲夫著 BOW&PARTNERS 3080円
TRILLIONS」ロビン・ウィグルスワース著 貫井佳子訳 日本経済出版 3080円

●東京(4/27)
夜霧がたり」砂原浩太朗著 新潮社 1925円
みんなのお墓」吉村萬壱著 徳間書店 2090円
ハンバーガーとは何か? 歴史、調理技法、ビジネスから読み解くハンバーガーの本当の姿」白根智彦著、吉澤清太調理技術監修 グラフィック社 1980円
日本音楽の構造」中村明一(なかむらあきかず)著 アルテスパブリッシング 3850円

●読売(4/21)
日刊ポピュラー音楽史」金成旼(キムリンミン)著 慶應義塾大学出版会 2750円
おみくじの歴史」平野多恵著 吉川弘文館 2090円
武器化する経済 アメリカはいかにして世界経済を脅しの道具にしたのか」ヘンリー・ファレル、アブラハム・ニューマン著 日経BP 2750円

●産経(4/21)
奄美でハブを40年研究してきました」服部正策著 新潮社 1780円



その他・追加情報など(※トーク中随時更新)

■医療と特許
医療の公平性とは?これは決して他人事ではない話。

GW中に本が出てくる映画を見ませんか
「騙し絵の牙(2021)」

出版業界を舞台に、廃刊の危機に立たされた雑誌編集長が、裏切りや陰謀が渦巻く中、起死回生のために大胆な奇策に打って出る姿を描く。

ライブ配信参加者から教えていただいた本〜


https://www.youtube.com/watch?v=tIPXri1xY-o

https://www.pref.okinawa.jp/kurashikankyo/petgaiju/1018721/1005847.html

■本の後ろに判子が押された本はお持ちですか?
https://honnowadachi.stores.jp/items/62c6cdead1912374657009c0

■ハトロン紙の思い出
本の保護のためについていた向こうが透けるくらい繊細な薄紙。
クッキングシートのような紙がついた本をみかけることが少なくなりました。

◼️奥付と検閲と著作権https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/uploads/findbook/collection/naimusho/kikakutenji/naimushou_archive1.pdf

■終わったあとの私的雑感「検印本ありました!」

アフタートークとして「検印本」の話になりました。
そもそも私が「昔は本の最後に判子とぴらぴらの薄い紙が貼り付けてましたよね?あれは何ですか」と、いう質問をしたからなのですが。
その質問を、迎え討つは本の仕事に携わっていたお二人。

著作検印について
「目的は本の著者が制作部数を確認するためのもので、用紙にはんこを捺して、発行部数を確認していました。」

https://media.stamp-box.jp/articles/14206334925

昔の「文字を拾う」作業をしていた頃、本の編集作業について色々お話くださいました。
この、文字を拾うということも私にとっては実感の伴わない言葉。
なんともピンと来ない独特の言い回しをされていたのです。
これは、実際に身体を使った本作りをしていた人だからこその言葉なのだろうと思います。
活版印刷では活字拾いという言葉も使われたいたようです。
文字を一文字ずつ棚から選んでいく。まさに拾う作業。
しかし、同じ言葉なのですが、文字を拾う作業には他にもあったそうなのです。
その経験は今では実際に体験すること難しく、また当たり前の流れ作業の一部だったので文章として残すこともあまりなかろうかと。
伝聞としてならば、昔の懐かしい思い出話として受け継がれていくのではなかろうか、とお話を聞いていました。

ですので、恐らく一年後くらいに、私はこの話を嬉々として誰かに話していそう。最悪は、話してくださった御本人にこの話していそう。
伝聞由のあるあるですね。

これらの話の詳細はライブ配信を聞かれた人だけに。
もしよろしければ一度聞きにお越しください。
※clubhouse配信

そして私の本棚の検印本はこちら。(写真)
処分した本の中にも検印された本があったな、と薄目で懐かしく否、手放した後悔もあり。
ひょんな話から本にまつわるあれこれ懐古する時間となりました。

「歌舞伎 虚と実」坂東三津五郎
八代目・坂東三津五郎 検印 赤枠だけやないかい!
「歌舞伎 花と実」坂東三津五郎
八代目・坂東三津五郎 検印 ハトロン紙付き
「虚仮の戯言」坂東三津五郎 検印廃止の記載が見えます

おしまい。

途中で読むのこと止め時


■1年前の4月分・本の紹介一覧のログ

そういえば読もうと思っていて忘れていた本ありませんか?
2023年4月のリンクより是非にチェックしてみてください。
※この頃はtwitter(現X)のスレッドにまとめていました。


◎前回の内容はこちらから

https://note.com/hitomisc/n/ne1292fb7b0f1

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