2024/04/13[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山
Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
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2024/04/13 20時スタート ※約90分間・録音ナシ
こんばんは、今日は次の本を紹介したいと思います。
2024年4月13日掲載 新聞書評
●朝日(4/13)
「八秒で跳べ」坪田侑也(つぼたゆうや)著 文藝春秋 1870円 2024年2月10日
「抑圧のアルゴリズム 検索エンジンは人種主義をいかに強化するか」サフィヤ・U・ノーブル著 大久保彩訳 明石書店 3080円 2024年1月31日
「カレー移民の謎 日本を制覇する『インネパ』」室橋 裕和著 中公新書 924円 2024年3月15日
●毎日(4/13)
「令和元年の人生ゲーム」麻布競馬場著 文藝春秋 1650円 2024年2月21日
「涙にも国籍はあるのでしょうか 津波で亡くなった外国人をたどって」三浦英之著 新潮社 1925円 2024年2月21日
「レディムラサキのティーパーティ らせん訳『源氏物語』」毬矢まりえ(まりやまりえ)、森山恵(もりやまめぐみ)著 講談社 2640円 2024年2月22日
●日経(4/13)
「発達障害大全」黒坂真由子著 日経BP 2023年12月25日
「量子力学の100年」佐藤文隆著 青土社 2420円 2024年3月19日
「温暖化に負けない生き物たち」ソーア・ハンソン著 黒沢令子訳 白揚社 3190円 2024年3月
●東京(4/13)
「レーエンデ国物語 1−3巻」多崎礼著 講談社 2145円(第1巻) 2023年6月14日
「君を守ろうとする猫の話」夏川草介著 小学館 1650円 2024年2月28日
●読売(4/7)
「現代アートを続けていたらいつのまにかマタギの嫁になっていた」大滝ジュンコ著 山と溪谷社 1760円 2024年2月28日
「核のプロパガンダ 『原子力』はどのように展示されてきたか」暮沢剛巳(くれさわたけみ)著 平凡社 3740円 2024年2月
「潜水鐘に乗って」ルーシー・ウッド著 東京創元社 2970円 2023年12月15日
●産経(4/7)
「メロディ だいすきなわたしのピアノ[新版]」くすのきしげのり作、佐竹美保絵、鴨志田多恵英訳 ヤマハミュージックエンタテインメントHD 1650円 2024年2月27日
「コミティア魂」ばるぼら+あらゐけいいち著 コミティア実行委員会編 フィルムアート社 2200円 2024年3月2日
「夏目家のそれから」半藤末利子著 PHP研究所 1870円 2024年1月29日
その他・追加情報など(※トーク中随時更新)
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■源氏物語 A・ウェイリー版はこちら
■古代布である「羽越しな布(うえつ・しなふ)」の復活に向けて奮闘します。
https://www.yamakei.co.jp/news/release/20240228.html
■https://www.jaea.go.jp/04/aomori/nuclear-power-ship/index.html
■シュタイナーによれば、音楽の体験は「呼吸のリズムが聴覚器官の内部まで伝わり、・・・神経プロセス
と出会う」ことで生じる。本書は、聴くことといのちの世界とのふれあいを描く、 待望の名著。
■本書では、「職場のやっかいな人とつきあうコツ」というテーマで、タイプ別にうまくつきあっていくためのコツを具体的に解説
■懐かしい飲み物
■広重ぶるう/梶よう子著がドラマ化
浮世絵の世界で、葛飾北斎とともに、世に知られる歌川広重。 実は、歌川広重は火消し同心として、江戸の火事を消すかたわら、絵を描いていた!! 語られてくることの少なかった広重を、ともに歩んだ妻・加代との夫婦の物語としてドラマ化。
◾️食べ物系エッセイはエモい
昭和の懐かしい思い出の味の話が満載。けれどいつから自分の味の好みは確立されたのだろう。今もあのころと同じものを食べている?
阿古真里さん食エッセイはエモい。
昭和育ちのおいしい記憶 (単行本)
・終わったあとの私的雑感
積読のススメ
「読みたい本があるのに、また買ってしまった。」
この本好きさんの常套句を聞くと
私はいつも、その気持ちはどちらなんだろうと考えてしまいます。
苦しみなのか喜びなのか。
時間は限られているのに、読まれずにどんどん積まれていく本。
それを人は積読と呼ぶ。
この積読、デジタル時代になって言葉の印象が違ってきたように思えます。
それは、積読自体の情報化。
最近の本のデザインは、表紙の文字の多さからもわかるように中を読まずとも読後感がある。読んだ気持ちになってしまう効果がありませんか。
背表紙の文字数もどんどん増えてきてタイトルだけで学んだ気になる。
もちろん手元にその本があり、いつも眺めているだけで
その本のタイトルに書かれている情報感度は高くなり
自ずと本に関連した気になる情報を収集する、という行動にも繋がります。
積読から始まる情報からインターネットの海を泳ぐ。
それも、読書体験のひとつとして捉えても良いのかもと思いました。
おしまい。
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