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人妻のダイエット日記

みなさんこんにちは。

人妻、自慢じゃありませんが軽肥満体型です。(本当に自慢にならない)

元々は痩せても太ってもいない標準体型だったのですが、年齢のせいもあってか食習慣は大して変わっていないのにここ数年でじわじわと体重が増加。
最近は過去最重記録を更新し続けており、怖いな~怖いな~…太ってるな~太ってるな~…と思いながらも、大好物のとんかつを定期的に食べる生活を辞められずにおりました。
これはほとんどの女性に共感してもらえるのではないかと思いますが、「痩せたい!」と思いながらも美味しいものには抗えず気付けば食べてしまっている。痩せたいと食べたいの二重生活がどうしても続いてしまう。頭ではわかっているのに、上のお口は言うことを聞いてくれないんだから…もうっ…!

ということで、やばいという自覚はありつつもなんやかんや普通に食べ続けていた人妻。ですが、とあるきっかけが訪れます。

それは…


現実を映し出すもの…

そう…


“写真”……

写真というか、厳密にいえばスマホで撮影した動画や画像ですね。
これも多くの方に共感していただけるかと思いますが、自撮りに比べ、他人に撮ってもらういわゆる他撮りは圧倒的にブスに映ります。
自分がどう映ってるかなんて撮ってからでないとチェックできませんので、顔の角度を上手にあごの肉が隠れるようにしたりなんてできないのです。

先月あたり、私の働く会社で社員旅行に行ったのですが、その時に撮影した写真が驚くほどデブでした。え?私って他人から見たらこんななってるの?
よく「鏡で見る自分は無意識にキメ顔になっている」と言いますが、それにしても別人すぎない?え?私って………ブスじゃん!!!!!!!

少し前置きをしておきますと、私は私のことが大好きです。
昔こそコンプレックスをこじらせたり中途半端な承認欲求だったり色んな感情に振り回され、おせじにも「自分の人生最高~!」なんて思えたことはなかったのですが、今では自分なりに自分のことを愛しています。それは体型が変わっても同じです。ですが、今回のことについて言えば、「努力すればもっと自分を好きになれるのに、それを怠って気付かないままでいた」ということが嫌だったのです。いや、気付いてはいたけど自分に甘えていたんです。もちろん今でも食べることは好きだし、体型が変われど幸せであることに変わりはありません。ただ「今の自分も好きだけど、痩せて少しでも綺麗になったらもっと好き」ということなんです。

まぁごちゃごちゃ言っておりますが、とにかく痩せたいんです。
写真に映りこんでいた軽肥満中年女性を、ある程度スリムな中年女性に変えたいんです。


ということで、ダイエットスタート!

幸いにも人妻の職場はダイエットに関する知識が豊富な人が同僚にたくさんおります。自然と人妻も知識がつき、やり方はわかっています。それに今ならYoutubeとかネット上にゴロゴロ情報がありますからね。(だから余計に何したらいいかわからない問題もあるとかなんとか)

そんな数あるダイエット法の中でも人妻が今回行っている方法は“ファスティング”
知っている人は知っている言葉かと思いますが、その方法をざっくり言うと、一定時間固形物を一切摂らない食事法です。
大体は1日~3日間、水分だけを摂るのですが、痩せる以外にも様々なメリットがあります。この記事はファスティングを広めたいわけではないのでその効果は割愛しますが、そりゃまぁ食べなければ痩せるよねっつーことですわ。
ファスティング用に作られているドリンクを早速購入し、自分の生活リズムや女性ホルモンのリズム、つまりは人妻リズムに合わせてファスティングスケジュールを立てました。決して無理はせず、食べたいものを食べられるいわゆるチートデーを設け、且つある程度の期間続けられてちゃんと結果も出る(予定の)人妻ダイエット。

始めてから一ヶ月が経過しましたが、途中経過なんと驚異のマイナス4㌔!
えぇ~!!驚きなんだ㌔~~~!!!こんなスムーズに数年前の体型に戻れるなんて思ってなかったんだ㌔~~~~~~!!!!!!
と、㌔の乱用を十分にできたところでこの1ヵ月の感想を申し上げたいと思います。

①ファスティングってすごい

率直な感想はマジでこれです。こんなにスルスル痩せるなんて魔法か?いや、私の努力の結果?ファスティングドリンクの効果?なんなの?
事前知識はばっちりだったので、ファスティングに失敗しないように色んな工夫は凝らしました。ジャンクフードは極力避けましたし(ケンタッキーのチキンは食べた)、スイーツはどうしてもというときだけ(はま寿司のガトーショコラ食べました)、白米は量をいつもより7割くらいに減らして(これはシンプルにえらい)、意識して野菜を多く摂るようにしてました。
いや、これ私の努力の賜物じゃん。えらいな、人妻。特にファスティング明けの食事は結構注意が必要だったので、そこだけは本当に気を付けてました。やっぱりすごいな、私が。

②空腹は敵じゃない、本当の敵は”あれが食べたい”の気持ち

「空腹でお腹が鳴っているときは脂肪を燃焼しているサイン」みたいな記事を読んで、空腹感とは無事チームメイトになることができました。「お腹空いた!何か食べたい!」みたいな気持ちになることはほとんどなく、むしろお腹が鳴ればなるほどよしよしもっと鳴れと思っていました。
しかし、問題はファスティング真っ最中ではありません。敵は“ファスティング明け”にやってきます。
ファスティング明けは、少なくとも24時間以上何も食べていないので、胃に優しいものを食べなくてはいけません。消化が良いものはもちろんなのですが、できれば小麦も避けたいところ。食べて良いものに限りがあるんです。
ここで「ヒャッホー久しぶりの食事だぜ!」と調子に乗ってしまうと、それまでの空腹に耐えた時間が無駄になってしまいます。
ですが“食べていい日になった”という、言わば解放されたような状態がとても危険なのです。
元々食べることが大好きな人妻は、暇さえあれば「○○駅 ランチ」「(地名) 焼肉」とネットの海を浮遊しています。
そんなアルゴリズムがすっかり組み込まれてしまったInstagramでは、美味しそうな投稿がこれでもかと人妻を襲ってきます。
“食べたいと思うものを、探し、見つける”という作業が好きな人妻にとっては、「食べたいものが見つかったのに食べられない」というのは非常に苦痛なのです。
なんでもいいから食べたいわけじゃないんです。
ただ「どうしても食べたいものが思いついてしまう」んです。
思いついてしまったが最後、食(べたいものを食べたい)欲との戦いです。

「ファスティング期間は終わったんだし、食べちゃってもいいんじゃない?」と囁く悪魔(人妻)

「今日が重要なの!あと1日耐えてから食べたらいいじゃない!」と言って聞かせる天使(人妻)

結果、たまに悪魔が勝ちます。
だって、どうしても食べたいから。
しかし、天使も黙ってはいません。
「せめて一旦バナナ食べるとかスープ飲むとかにせえ」
要は、目的のものを食べる前に一旦味がするもの食っときなってことです。しょっぱいもの食っておけば落ち着くでしょって。
そして、本当に落ち着きます。
結局なんでもいいから食べたかっただけじゃね?という気もしますが、食べたいものが思いついてないときには悪魔も天使も現れないので、やはり敵は空腹感ではありません。(のはず)

無事にチートデーを迎えた人妻は、己の欲の赴くままにとんかつ定食を食べたとかなんとか…

③モチベーションを保つ方法(人妻の場合)

痩せなきゃ!と思ったきっかけは実はもうひとつあります。
それは「ムアンスリン(主にカタギリさん)に会えるから」です。
来たる12月、ムアンスリン初のライブがあるのですが、その時にできれば「うわぁ、人妻ブスやん」と思われたくないのです。
わざわざファンの顔を認知して評価するような方々でないことは重々承知ですが、できれば少しでも小綺麗な状態でライブに臨みたい。堂々と「私が人妻です!」と自分の正体を明かせるくらいでいたい。あわよくばカタギリさんの愛人になりたい。来世でもいいから。
ということで、ひとつめのモチベーションは「(特定の誰かに)少しでも綺麗に見られたい」です。
これは夫に対してもそうです。(先に出せ)
夫に綺麗と思われたいのはもちろんなんですが、どちらかと言えば「夫の横に並んでて恥ずかしくない存在でありたい」の方が強いかもしれません。
現に夫は「別にダイエットしなくて良くない?」と言ってますし、特に体型については言及してきません。かと言って反対してるわけでもなく、ただ「頬の触り心地だけはそのままで…」という注文だけしてきます。
私としては「もし夫と一緒に居るところを夫側の知り合いに見られた時」というのが重要なのです。私の姿格好で、夫の評判を落としたくないんです。これは友人相手にも同じことが言えます。「こんな変な人が友達(妻)なの?」と友人(夫)の評判を落としたくない。もちろん外に出るときは身なりは整えてはいますが、できることなら素敵そうな人に見られたいんです。
人は見た目じゃない、と言いますが、これは本当は人は見た目“だけ”ではない、だと思うんです。要は、見た目を整えておくことに越したことはないということです。特に他人からの目を気にするなら尚更。
もちろん、人からどう思われようが見られようがどうでもよいという人もいるでしょう。それはそれで良いと思います。私も万人から好かれたいとは微塵も思いませんが、せめて「私」を認識する人からは良く見られたいと思います。
そして、その“他者からの評価”というのは少なからず身近な人に影響を及ぼすと思っています。配偶者ともなれば尚更です。
自己満足的な要素が大きいので「夫のために」とは口が裂けても言えませんし言いたくもないですが、せめて「私のせいで夫や身近な人が変な目で見られないように」というのはある意味でのモチベーションのうちのひとつです。説明ムズ。

そして最後且つ最大のモチベーションは“過去の自分”です。
過去の人妻は標準体型と申しましたが、最近ちゃんと見返してみましたところ、人妻、痩せてました。ワイ、細かったンゴねぇ…
よく「なりたい人を目標にする」とかあるじゃないですか。憧れの人に近づくために!みたいなの。あれ、素晴らしいんですけど人妻には向いてない。だって“人が違う”から。そもそもが違うんだから、辿り着くまでのハードルが高いのなんの。もちろん目標次第だけども。
人妻は高い山があれば眺めて終わることに定評がありますので、憧れの人は憧れのままでいいんです。私だってできることならYUKIみたいな顔に生まれたかったよ。でもさ、私は私、YUKIはYUKI、人には人の乳酸菌じゃん。
しかし、しかしですよ。過去の私は私なのです。贅肉アップデートされる前に戻れば、細人妻になれるンゴねぇ!
と、これを書いてて気付いたんですが、過去から比べて今が太ってない場合は有効じゃないですね、コレ。人妻はたまたま「昔はある程度細くて、尚且つ髪も艶があって、なんか知らんけど化粧ノリも良かった」だけでした。いやこれなんて老化???
長くなりましたが、人妻の場合はこの「過去の自分に戻りたい」がとてもでかかったです。昔の自分、ちょっと可愛いじゃんとか思っちゃったの。特に夫と付き合いたての頃とかマジ可愛い。恋してるじゃん?我ったら。
元を辿れば自分であることに間違いはないので、多少の加齢による変化はあってもなんとかなる気がするんです。努力のしようがある。写真って思い出を残すだけじゃなくて、こうして自分が綺麗になる努力の着火剤にもなる。そう、iPhoneならね。

ということで、自分に合った方法で目標を見つけること、オヌヌメです。


ダイエット日記と言うわりに、ダイエット方法の詳細全然書いてないけどまぁいいか。自己満noteですし。
見た目もすっきりしてきた上に、体調にも良い変化が出たのでそれについてはまた今度。(むしろそっちを書くべき)

PS.ホルモンバランスが不安定な若年層に無理なダイエットはおすすめしないよ。爆食しちゃうとかならアレだけど、必要な食事はきちんと摂ろうね!


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