「衣・食・住」と「医・ショック・情」
「いしょくじゅう」と「いしょっくじょう」!
これは人間の生活に欠かせないものです。
特に『衣食住』が必要だ!とは、
昔からよく言われていますよね。
これらは、人間の欲求や心理に
ダイレクトに対応しています。
服を着ずに真っ裸では寒いし恥ずかしい。
食べないことには人は生きていけません。
家が無いと、安全とはなかなか言えない。
最低限の「衣食住」を揃えようとする。
そのため「衣食住に関わる仕事」、
つまりビジネスは「堅い」と言われる。
ずっと無くなることはないだろう…と。
ただ、その一方で、
新たな領域である『医ショック情』も
人間に欠かせないものになりつつある…。
私はそのように思うのです。
「衣食住」に韻を踏んで考えた私の造語です。
本記事は『衣・食・住』と
『医・ショック・情』とを対比させて
色々と考えてみた記事です。
「人生100年時代」と言われて、
昔とは比べ物にならないくらい
長寿になってきた一方、
「健康寿命」という概念が出てきましたよね。
つまり、いかに「健康」でいられるか?
野生で弱肉強食の原始時代、古代には
「健康を損なう=死」というケースが
多かったのですが、今ではそうではない。
「医」の守備範囲が、
とても広くなってきています。
ショック、刺激とは「娯楽」のことです。
「衣食足りて礼節を知る」という
言葉がありますけれども、
「衣食が足りれば刺激を求める」という
側面も、人間にはあると思います。
人生のスパイスとしての、刺激。
もう少しマイルドに言うならば、
「生きがい・やりがい」「達成感」
「承認欲求」にもつながるでしょうか。
これ無しで幸せな人生を送るのは、
すでにハードモードなのが実情です。
「情報」も、言うまでもなく、
生活に欠かせないものになっています。
PCやスマホを「一度も触らない」日は、
どれくらいあるでしょう?
情報革命、情報爆発の現代、私たちは
膨大な情報にまみれて暮らしています。
その量と質も、昔と段違い!
いかに情報に向き合うべきか?
その戦略が人生に欠かせない…。
そう考えていくと、現代の人類にとっては
『医ショック情』が「衣食住」と同じくらい
大事になってきている、と思うのです。
その通りです。
この「衣食住」と「医ショック情」は、
かなりの部分で親和性がある。カブります。
言わば衣食住の「上位互換」が
医ショック情、と言ってもいい。
◆衣:ショック、刺激に重なる
◆食:医療、健康に重なる
◆住:情報、環境、地理に重なる
衣服を着るのは、刺激につながります。
例えば芸能や演劇には、
「刺激的な衣服」が欠かせませんよね。
年末の紅白歌合戦を
思い浮かべていただければ、と思います。
食事も、ダイレクトに健康に直結する。
あまりにひどい食生活は、
健康を害することにつながりかねない…。
住居は、同一性が少ない地理、環境、
そういったものに直結しています。
そう考えれば「差異」がとても強いので、
「有益な情報」につながる面が強い。
不動産ビジネスや地域活性化は
情報命、です。
…もちろん、これは親和性の強い
カップリングを仮にしてみただけ。
他の重なりも考えられます。
「スパイシーで豪華な食事」
「他では味わえない感動的な飲食店」は、
ショック、刺激、娯楽とも言える。
住環境や快適な睡眠が健康につながるのは、
「シックハウス」などの例でも明らかです。
ファッションの流行の多くは、
「情報」から生み出されていく…。
いわば三国志ではなく、もっと複雑な
春秋戦国時代、キングダムのごとく、
お互いが相互に重なり、作用し合っている。
…さて、ここまで読んできて、
皆様はどう思われましたか?
そう思われた方のために、もう一歩、
踏み込んで考えます。
それぞれがどんな業界、ビジネスに
深く関わっているのか?という話を。
◆娯楽系:衣・ショック
◆健康系:食・医
◆情報系:住・情報
仮に、この三つに分けて考えてみましょう。
いくらでもビジネスや業界が考えられます。
「…でも、これらも分けられますか?
『健康系インストラクター』や
『講師がコンテンツを作る』ケースもある。
分ける意味、あるでしょうか?」
ええ、その通りです。
そもそも衣食住は「すべて」人間に必要なもの。
加えて、医ショック情も必要になってきている。
ゆえに「衣・食・住・医・ショック・情」の
「すべて」を兼ね揃えれば、
漫画『ドラゴンボール』の神龍が現れるように
すべての願い事が叶うのではないか?
と思うのです。
そんな「人間の欲求を複合的に満たす」
ビジネス、ネットワークが展開できれば、
とても「手堅い」ビジネスになるのではないか?
現在、ご活躍なさっている方は、意識して、
どれか一つではなく、うまく自分の活動を
「重ね合わせて」「組み合わせて」
活動しているように思われます。
ただ単一の専門的なことに
限定するだけではなく、
ただ自分の専門だけで
売り出していくのではなくて、
様々な欲求に対応できる専門店の集まり、
言わば「ショッピングモール」のような
コミュニティやネットワークを、
うまく形成されているように思うのです。
単純に「腹が満たせられればいい」飲食店より、
何らかの刺激があり、安心感があり、
雰囲気が良い飲食店に人気が出るように…。
そう思った方は「人間」を中心に置けば、
七つ揃うのでご安心ください。
すべて「人間」を起点に考えましたから、
人間理解がその土台にある、と思います。
最後に、まとめます。
本記事は「衣食住」に「医ショック情」を
からめて、考えていきました。
私は「小説」という娯楽も書きますし、
『Inaoなリライト』で人生の一部も書きます。
「飲食店」ネタの記事も書きますし、
「歴史と地理」の情報もまとめたりします。
改めて自分のコンテンツを整理すべく、
「分けて」「分かるように」考えた次第です。
※本記事は以前に書いた記事のリライトです↓
『「衣食住」と「医ショック情」』
※なお、前回は異なる質問で
アンケートを取っています。
その結果はこちらから↓
『衣・食・住・医・ショック・情、人間』
合わせてぜひどうぞ!