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【第1回】25歳独身男性が陶器にはまってしまったお話。〜波佐見焼|永峰窯さん編〜

こんにちは、たおです。

本日は私がなんだか急に3週間前くらいに惹かれてしまった、『陶器』についてのお話をしていこうと思います。

今後のことも見据えて試しにと、記事を有料化してみました。この活動をご支援いただける方、投げ銭感覚でいただけますと幸いです。note芸人として1日でも早く100記事を目指して走っておりますmm

New! 第2回、第3回もすぐに書きました!笑

今回の場所は長崎県の波佐見町。

波佐見町(はさみちょう)は、長崎県のほぼ中央、東彼杵郡北部の内陸部に位置し、長崎県内で海に面していない唯一の町である。江戸時代前期からの陶磁器生産地で、波佐見焼が知られる。(wikipediaより引用)

福岡に行ったタイミングでちょうどそこにいる友人から陶器が有名な街が多いことを知りました!!その中でも自分が好きだな〜いいな〜と思った波佐見焼を見にいくことに。

窯元さんを複数周り、そのなかでもたくさんお話させていただいて、わくわくしっぱなしだった「永峰窯」さんのご紹介です!!

お店は閉まっていたのに開けてくださった!

いくつか窯元さんを周った後、当日15時に福岡空港から石垣島に向かう飛行機に乗らねばならなかったので、最後に向かったのが「永峰窯」さん。

すこーしわかりにくい場所でしたが、目の前について中のあかりがついていないことに気づき諦めて帰ろうとしたら、後ろからご主人が歩いてきて。

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「開けますよ〜」と一言。

閉まっていたのにご好意で開けてくださいました!ほんとうにありがとうございます!!ここから想像もできないようなたくさんの体験をしました。

陶器をみてたら、窯の中までご案内!!

さっそく展示スペースを見せていただいて、落ち着いた色合いの陶器が多数置かれていました。都会の現代の生活に馴染むような陶器ばかりで、陶器がある暮らしを容易に想像できてわくわく。

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花瓶を探していたので、こちらの中から選ぼうと思っていたのですが、一番ビビッときた色合いだけなかったので、聞いてみたところ、工房のほうに探しに行ってくださいました〜(すみません。お手数をおかけしました)

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中に進んでいくご主人についていき、扉からの突然の投げかけに快諾してくださいました😉

たお:「もし可能でしたら中も軽く見せていただけますか?」
ご主人:「あ、こちらでよければぜひぜひ〜!」

お言葉に甘えて中へ行くと、そこは想像もしないような景色が。

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焼かれる前の陶器たちがずらり。見たこともなかった私は圧倒されると共に、未知の世界すぎてワクワクがさらに高まってきました。

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焼かれる前(窯入れ前)の山積みの陶器たち。昔は山の上で焼いていたこともあり、陶器という性質上繊細なもののため、家畜が持っていけるわけではなく、数も希少だったようです。

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焼かれた後の陶器たち。昔の生産体制だと、一気に数を作れるわけではなく、希少でしたが、いまでは量産体制が少しずつ整いつつあり、こうして効率よく作れるようになったみたいです。

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ここで使っているガスの窯。900度で一度甘焼をした後に冷やして、また焼いてを繰り返すそう。

見学させていただきながらご主人からさまざまなお話も伺いました。

今の陶器のスタイルになったのは数年前から。それまでは割と模様や柄が多い形の陶器が多かったようです。

数年前に息子さんがコンセプト設計から行い、SNSの運用もしつつ、現代の生活スタイルにあった陶器にだんだんしていった結果、いまではなんと、波佐見焼の中では1番フォロワーが多いアカウントになったようです!!すごい!!

話をさらに聞いていくと、息子さんはどうやら、以前までコンセプト設計やデザインやWEBの仕事をしていたわけではない模様。建物の外観・内観もすごく素敵だったし、Instagramの投稿やECサイトも整えていたので、もうこれは「センスだ!」と思わず声を大にして言ってしまいました笑

この陶器のデザインになっていったのもストーリーがあり、、

息子さんは幼い時から陶器作りをお手伝いしていたそうで、あるとき東京ドームでの波佐見焼展示会にお父さんと出店をしました。永峰窯の隣に出店していたお店はどんどん売れていくのに、うちは全然売れない。あの時は悲惨だったと当時を懐かしみながらご主人が話してくださいました。

その様子をみて、息子がやる気をなくして撃沈すると思いきや、想像とは真逆で「うちのは売れなかったけど、陶器って売れるものなんだ!」と心に火がついたことをひしひしと感じたとのこと。

そこから、インターネットやSNSをはじめ、実際に陶器だけでなく、布だったり人と話をしてみたりして、今日のこのデザインになったようです。この歴史を聞いてさらにわっくわくでした😍

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1時間近くお話させてもらって一点ものを購入

気づいたら1時間経過してましたw

さまざまな陶器を見ましたが一番ビビッときたのがこちら。

<写真撮ってなかったので後日アップします泣>

でもこれには値札が付いておらず、、聞くと、本来は売り物でないようで。。泣

ただここまでお話させていただいたこともあり、特別にこのお値段でよければ、、とお譲りいただきましたっ!!嬉しい!!

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波佐見焼の窯同士の交流もあるにはあるけど、もっと外とも交流を図っていきたいし、インスピレーションも受けたい。商売を抜きにして、本来は人と人が出会うことがその土地に行く意味の一つで、それが陶器を通してできれば尚嬉しい。

旅行もその切り取られた風景だけを見るのではなく、その土地に根付いた文化や文脈を知った方が面白いし本来の繋がりであると。

そんなお話をしながらお会計と梱包をしていただきました笑

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最後に記念にご主人ともパシャリ!笑

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車に乗るところまでご丁寧にお見送りまでしていただいて、素敵な場所を後にし、福岡空港へと向かいました。

帰りも友人とワクワクしながらの帰り道で、本当に思い立ってすぐにきてよかったと思う出会いでした。

陶器を大切に手荷物として飛行機に乗り、福岡を後に。

永峰窯さんのオンラインショップやSNSはこちらから

こちらのオンラインストアから一部ではありますが、永峰窯さんの陶器が購入できますよっ!

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それではまた次の記事で!

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