敗れて消えたチームも負けた回数はたったの一度 〜 さだまさし 「甲子園」
小さいころ。
何気ない夏休みの日々の記憶の中に、確かにあるのがTVから流れてきた野球中継。
特に注意を払っていたわけではなく、たまたまTVがついていただけ。それなのになぜか印象に残っています。
どんな選手が、どんな活躍をして、どんなチームが優勝したのか、そういったことは全く記憶にないのですが、なぜかあの時期のあの風景は、いまだに色あせていないんです。
今年もまた、筋書きのないドラマが繰り広げられています。
そんなときに思うのが冒頭の歌詞。
そしてスラムダンクのことを思うんです。
一度も負けたことが無かった選手が、更に高みに上っていくために必要だったもの。
それは「敗北」の経験でした。
たったの一度の負けも、一度も負けなかったチームも。
彼らなりの経験を刻んでいくことでしょう。
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