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ted2lasvegas
「クライングゲーム」(イギリス映画)🇬🇧
誰かとの出会い。
それが人生に与える影響。
その時、人はどういう行動をとっていくのか。
その時の内的動燃エネルギーは何か。
そんなことを考えさせる作品でした。
そのエネルギーの源は、ただただそこにある、自自分自身の「性質」なのです。
その、あるがままの自分自身が出会いにより喚起されていく、その不思議さがこの映画に漂っています。
この作品は、英国軍の兵士、IRAの隊員、そして、彼らとつながって行く存在である、「とある人物」という3者の人生を軸にして展開されていきます。
冒頭、英国軍兵士はIRAに捕らえられます。この出会いからIRA隊員と英国軍兵士の間に奇妙な友情が芽生えます。この出会いの結果として、IRA隊員は生き方を大きく変えていくことになります。
あるがままの自分自身の性質に促されて。
また英国軍兵士も「とある人物」との出会いから人生観を変えていきます。
あるがままの自分自身の性質に促されて。
そして、IRA隊員と、この「とある人物」との出会いがあり、ここから、彼らの人生もまた大きくその流れを変えていくことになります。
あるがままの自分自身の性質に促されて。
人生は、川の流れの如し。
曲がりくねったり、凹凸があったり。人生は他者との関係性で構築されていきます。
出会いが新たな影響を及ぼし、その影響の果てに新たな出会いが生まれる。そこに自分たちのあるがままの「性質」が関わっていくことで、また別のストーリが生まれていく。
この作品の登場人物たちにとっては、必ずしも幸福なストーリーばかりではなく、悲劇もあったわけで、、つまりは彼らの人生は、まさに「Crying Game」なのかもしれません。
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