開拓時代のアメリカを代表する人物ビリー・ザ・キッド ~ 「ヤングガン2」アメリカ映画
開拓時代のアメリカを代表する人物といえば、ビリー・ザ・キッド。
ワイアット・ハープと並ぶ人気を誇っていたビリー。彼を描いた作品は、いくつかありますが白眉なのが表題作。
キャストが豪華で
ビリー役:エミリオ・エステベス
ドク・スカーロック役:キーファー・サザーランド
チャベス役:ルー・ダイヤモンド・フィリップス
その他、クリスチャン・スレーターなど
この映画のいいところは、単なる荒くれ者の生涯ではなく、男たちの友情と、確執を旨く描いているところ。パット・ギャレットの心の痛みとか
キーファー・サザーランドとビリーの友情とか。
当時中学生だった僕は、こんな世界にあこがれておりました。
この映画の主題歌はジョン・ボン・ジョヴィが担当しているのですが、ラストでこの歌が挿入されるタイミングが見事なんです。
それはこんな場面。
警官がとぼとぼ道を歩いていた老人に職務質問をする。
老人は自分がビリー・ザ・キッドだと言い、ビリーの歴史を語っていく。
それはビリー本人にしか語り得ないような内容だった。
ここから、映画本編が始まります。
ラストで、この老人が信じるか否かはまかせるが・・とかいって立ち去っていく、その後ろ姿に向かって、警官がおもわず「ビリー!」と叫びます。すると、即座に、ジョン・ボン・ジョヴィの「BLAZE OF GLORY」が始まるんです!
もうこのタイミングがすごく印象的で、ここだけ何度も見てしまいます。
ラストのビリーの台詞も印象的。
「I'll Make You Famous!」とささやいて、ピストルを撃つ(銃声が響く)。
典型的アメリカンムービーですが、西部の荒涼とした背景もいいし、俳優たちもすばらしいので気軽に、楽しむことができるんじゃないでしょうか?
あ、どこかに、ジョン・ボン・ジョヴィも出演してますよ!
探してみてくださいね。
余談ですが,この映画では、キーファー・サザーランドと,チャベス役でルー・ダイヤモンド・フィリップスが競演しております。
この映画、90年あたりの公開ですが、時をくだること、10数年。
「24」という人気ドラマをレンタルで借りてみていたんですが、終盤の獄舎のシーンで、おお!と叫びそうになってしまいました。なんと、ルー・ダイヤモンド・フィリップスが登場しております!髪が短くなっていたんですぐ分かりませんでしたが確かにそうです。
『ヤングガン2』の公開から時をくだること、10数年。
ドラマの中で彼らが再開を果たしたんですね。
余談でした。