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都会という実体の無いものに囚われて 〜 「摩天楼」 岩崎宏美

都会について歌った曲といえば、大貫妙子さんのこの曲があります。↓

これは、都会という、いわゆるモノはあるが、逆に実体の無いものに、取り込まれていく人々のことを歌っていました。

今回の「摩天楼」という楽曲もまた、都会のもつ、ある種のイメージを具現化しています。
そのイメージとは、やはり、ネガティブな方向。

きらびやかなネオン、空をおおう摩天楼に隠されて、実態は、悲喜こもごもの物語が繰り広げられている。
でも、人は都会から離れることができない。

そこに自分の根があるかのように。

おそらく

それは、都会という実体の無いものに囚われてしまったが故のことなのでしょう。


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hisataroh358
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