見出し画像

真実(ほんとう)の自分を取り戻す 〜 Radwimps 「有心論」


プラトンの人間球体論というものがあります。

それは、暗喩のようなものだと思うのですが、人間(男女)はもともと太古の昔は球体のようなものだったと。ある日、そのあまりの仲睦まじさに嫉妬した神が、この球体を半分に割いてしまった。そこから、別々になった半球は、それぞれに合致する半球を探す旅に出ることになった。。というもの。

現代において、そんな半球を失ったとき、、。

それは心を失うということなのでしょう。

今まで僕がついた嘘と
今まで僕が言ったホント
どっちが多いか怪しくなって 探すのやめた
自分の中の嫌いなところ
自分の中の好きなところ
どっちが多いかもう分かってて 悲しくなった
君があまりにも綺麗に泣くから
僕は思わず横で笑ったよ 
すると君もつられて笑うから
僕は嬉しくて 泣く 泣く

RADWIMPS「有心論」より

こんな感じで、本来の自分自身が揺らいで、、本当は泣きたいのに、それを「嬉しくて泣いてしまう」という風に変換してしまう。こんな自分の真実の揺らぎの果てに、本来の自分の軸を取り戻す旅が本当の、始まりになっていくこともあるのでしょう。

こんなキャッチフレーズを書こう
やっとこさ君のクローンが成功した時にでも だって君は世界初の肉眼で確認できる愛
地上で唯一出会える神様

RADWIMPS「有心論」より

その自分を探す旅の果てに、もう一つの半球に巡り合っていく。自分にとっての地上で唯一出会える神様に。それは自分の心を取り戻した瞬間。

心を取り戻していくということは、生命を取り戻すということ。それは、体中を巡る血液にのって、生きる原動力となるエネルギーを行きわたらせること。

愛を取り戻したということ。

そして、自分らしく、歩んでいくということ。

いいなと思ったら応援しよう!

hisataroh358
いつも読んで下さってありがとうございます。頂いたサポートはいろんな音楽などを聴いてご紹介するチカラになります。あなたに読んでいただき、新たな出会いを楽しんでいただけるよう、大切に使わせて頂きます。よろしくお願いします!