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自己表現の呪縛を捨て、人の役に立つという軸で自分をマーケティングしてみる
「自分の特技や経験を生かした仕事をしたい!」
このような思いが強くなると、自分の持ち味をブランディングしようと試みます。
人としてどんな風に見られたいか?
自分が発信するコンテンツは揃っているか?
伝えたい内容は相手に響きそうか?
自分の中にばかり目が向くと、自己表現することが縛りになってしまう気がします。
そんなことを時折考えているときに、井上大輔さんの書かれた本に出会いました。
『マーケターのように生きろ』
「マーケターって何?」
私にとってはタイトルでつまずいていたのですが、副題に心動き読んでみました。
副題:あなたが必要だと言われ続ける人の思考と行動
なんとなく、ごり押し人生よりも頼られる方が楽に生きていける気がします。
(*´ω`)
この本のコンセプトは「自己表現を重視するのではなく顧客からスタートするマーケティングの視点をとりいれて、自分の働き方・キャリア・人生を考えよう!」ということです。
その具体的な考え方のプロセスが順を追って解説されているので、マーケティング用語が難しいと感じる私にも腹落ちしました。
(^^♪
1:【市場を定義する】=誰の役に立てるか考えること
2:【価値を定義する】=いかにして相手の役に立つかを具体的に考えてみる
3:【価値をつくりだす】=具体的にどのようなサービス・コンテンツをつくればいいのか考える
4:【価値を伝える】=実現した価値を相手にしっかりと伝える
自分が得意なことを伝えようとすると、つい第3工程の【価値を作り出す】から始めてみたくなります。
誰の役に立ちそうなのか、また具体的にどんなふうに役立つのかが抜けていると、具体的にカタチになった商品やサービスが後々空回りすることもあると・・。
そして、意外と忘れがちなのが【価値を伝える】ことだそうです。
良い商品やサービスが知られずに眠っていることは数多くあるのが現実のようです。
松下幸之助さんもこのような名言を残されています。
『商人は、この商品をあなたがお使いになれば便利で利益になりますよ、ということを消費者に伝える義務があるのです』
マーケティングを良く知らない私にも、自分事に当てはめて働き方を考えることのできる書籍でした。
自己表現に固執したり、独りよがりになりそうなときには読み返してみたい本です。
(^^♪
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(*´ω`)
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