批評文のまとめ
私が書いた批評文をまとめて示させていただきます。批評文に関しましては無料のものと、有料のものがあります。有料のものはSTORESから購入することができます。
1. 「『80年代』というフィクション : 美術史の合間を思考するための『起点』」
三つの美術館による共同企画展、「起点としての80年代」の批評文。開催時期はそれぞれ、2018年7月7日~10月21日(金沢21世紀美術館)、2018年11月3日~12月16日(高松市美術館)、2019年1月5日~3月24日(静岡市美術館)。
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/27469#.YkFkN-fP25c
2. 「三つの思考と新たな脳のためのダイアグラム : マイケル・ウィッテル『思考の肖像』」
京都大学総合博物館で2018年12月19日-2019年2月3日に行われた、マイケル・ウィッテル氏の「思考の肖像 美術と科学のダイアグラム」展の批評文。
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/29483#.YkFkk-fP25c
3. 「多様な諸存在を別の仕方で結びつけていく芸術作品の『操作』 : 谷澤陽佑・小林真依《Light meal》展」
谷澤陽佑・小林真依による《Light meal》展(2019年6月15日-23日まで名古屋市市政資料館)の批評文。
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/2000115#.YkFk0-fP25c
4. 「純粋な鑑賞のための任意空間:ヴァーチャル空間から引き出されたイメージと身体性」
新型コロナウイルスの影響を受けたアーティスト等の活動を支援する名古屋市の「ナゴヤ・アーティスト・エイド」に投稿された、谷澤陽佑《モーション・タイポグラフィ》と小林真依《おうちで過ごそう○ うごく!イラストしりとり》の動画作品の批評文。
5. 「新たな形式主義によるアートの「プログラム」 : 富田菜摘《スクラップ・ワールド》展」
2020年11月13日-2021年3月14日までヤマザキマザック美術館において行われていた富田菜摘さんの《スクラップ・ワールド》展の批評文。
https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/2002402#.Yl0lBdrP25c
以下のものは有料です。STORESからお買い求め頂けます。私が関わったもの以外にも、アーティスト二名の最高な作品集、絵本、グッズなどがあります。どうか、中部地方で活躍するアーティストへの応援よろしくお願いします!
「偽なるものの力能と形態変化」/谷澤陽佑、『Pressed flowers』所収
谷澤陽佑によって2016年にYEBISU ART LABOにて行われた展覧会の記録集。押し花をモチーフに、採集される前の野に咲くように自立した状態で撮影された写真作品を展示。展覧会テキストに霜山博也。2021年に表紙を新たにし新装版として発行。
「芸術作品における新たな『場』:出来事の純粋贈与」/小林真依・谷澤陽佑、『「Light meal」展覧会記録集』所収
2019年に名古屋市市政資料館にて行われた「Light meal」展の記録集。小林真依によるコラージュやアクリルを使用した平面作品と和紙による立体作品、また谷澤陽佑による造花をモチーフとした写真作品の展示が行われた。
他にも、以下の本について思考したシリーズがあります。
『純粋贈与のための身振り』
2021年6月制作のZine。「本を手に取ること」をテーマにして、現代情報化社会、批評とアートのあり方、メディア上での顔の役割、名前などを哲学的に考察した冊子。本を書くこと、本を制作すること、本を手に取ることが、最終的には他者への純粋な贈り物になることを文章とイラストで描いた。
『流れてくる他者の涙(純粋贈与のための身振り2)』
「涙」をテーマにして、現代情報化社会におけるさまざまな問題から、管理社会、現代アートの観賞空間、バイオテクノロジー、新たな身体性、荒川修作、差別意識などを哲学的に考察した冊子。「他者のためだけに流れる涙」を描いた。
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