東京行きで起きたふしぎなできごと【第1話】
ひろ健作です。
東京での3日間の旅を終え、帰ってきました。
今回行く前は何ごとも起きず、おそろしいほどの静けさのなかで、日々の生活に後ろ髪を引かれるような想いで遠征に出たものの、途中で何度も
はたしてこれでいいんだろうか……?
という疑問があたまをもたげました。
しかしその疑問は半信半疑に変わり、帰ってきては徐々に核心へと変わってきています。
そしてそれは遂にあるあたらしい物語へとつながる、連綿としたシルクロードではないかとさえ想えます。
しかしその摩訶不思議な物語はその一方で日々の生活も同時進行で動いており、これは現実ではないのではないか? いやこっちのほうこそ現実ではないかと、まるで映画「マトリックス」に出てくるネオになったような気でいます。
同じ風景・同じ景色なはずなのにそこにいてそこにいないような感覚なのです。
そこでこの気づきを書き留めておき、みなさんと分かち合いたいと想い、表ブログ(ひろ&れいこ)のほうでは願望達成法としてかきはじめました。
「奇跡の連続。【究極の願望達成法】東京3days.」
そこでこちらでは、日記形式で体験したことを書き綴っていきますので読みながらあなたも追体験して行ってください。
「あ、あぁ……
なんでこうなるんか」
後ろのトランクルームへ荷物を積めるタクシー運転手のボヤキ声を座席越しに聴き、いやな予感がした。
妻の分と合わせ、2つあるカートのうち私のほうだけボトリと固いアスファルトの上に落としたからだ。
ま・しかたないか。
わるぎはないんだし。
運転手だって彼なりに一所懸命やっている。
それをむげに否定するようなことを言って否定してもいけないし……。
私は少し疲れているせいもあってちゃんと載せてくれればいいやと想い、その場はやり過ごした。
しかしそれが間違いの元だった。
空港に着くや否やふたたび同じ悪夢にさいなまれたのだ。
……つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?