今日のおすすめの一冊は、出口治明氏の『還暦からの底力』(講談社現代新書)です。その中から「自分というコンテンツを磨こう」という題でブログを書きました。
本書の中に「人生100年時代は働いたほうが人生を楽しめる」という興味深い一節がありました。
高齢者が働くことは、年金問題の解決にもなる。高齢者で年収が高い人は、年金がもらえないからだ。あるいは、多くお金を稼がないとしても、少なくとも老後貧困の問題はある程度解決される。また、働いている間は社会保険に加入するので、病気になったときの費用問題も解決できる。
今後は短時間労働(週20時間または月額で8.8万円以上)であったとしても、社会保険に加入することが中小企業でも義務化される。中小企業にとってはかなりの負担増となるが、これはドイツではとっくに実施されていることだ。
このことにより、今まで不公平とされてきた3号被保険者問題(扶養されている配偶者)も解決し(廃止の方向に)、女性の就労も進むことになる。
いずれにしても、生涯現役でいることが、健康に一番いいし、ボケの防止にも有効だ。人生100年時代は働いたほうが人生を楽しめる。
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