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#17 数字に隠れた意味を知る(Cafe編) ①

こんにちわ。

緊急事態宣言が出た状態でゴールデンウィークどうすればいいねん!とご当地グルメと酒をありえない程、ポチってしまった今日この頃、みなさまどうお過ごしでしょうか。
#そろそろ人肌が恋しくなる #自宅で1週間監禁は地獄の予感

前回のお話で「もしかすると来年は仕事を辞めてどこかでCafeを開いているかもしれない(笑」と軽い気持ちで書きましたが、市場に出ているデータから本当にできるのか?を探ってみたいと思います。
数字に隠れた意味をどうやって探っていくのか、一緒に考えて行きまっしょい!
#素人の分析はじまるよ

✅ データは「信頼と鮮度」が全て


私がCafeを始めるとしたらどういうコンセプトで進めたらいいのか。
市場で戦うには圧倒的なクオリティ(コーヒーに関する知識)が必要なのですが、私はまだまだ浅い状態。
なので、まずは情報を集めて理解しなきゃですね(汗

色々ネットで調べてみると、統計情報って結構でてます。
色々な観点で探ってみると勉強になりますね。
お金を払ってデータを購入する事も出来ますが、それは最後にとっておいた方が良いです。
やみくもに買ってもお金ばかりかかりますしね~。

データを集めるときのコツは「信頼と鮮度」

結構ね、これを無視して「自分に都合の良いデータ」をチョイスして資料を書いている人います。
見栄えはすごくよくなるのですが、色々な重要なポイントで判断を見誤る可能性があるので、出来る限り意味のあるデータを使う事をお勧めします。
#なければ人に聞きまくれ!

今回は以下のガチ資料を使って大枠を捉えようと思います。今の時点で2021年2月までのデータが揃っています。

#こんな協会あるの知らなかったぁ 

✅ 市場の大枠を理解してみる


ここからは数字とのにらめっこ。実は私はこのフェーズが一番大好きだったりします。
情報を見ながらじっくりゆっくりと仮説を立てていくのです。
#妄想天国(ジュルジュル。。

まずは「本当にコーヒーって需要あるの?」の腹落ちをさせます。
感覚的にはあるやろ!と思っていますが、あっていると認識をするのが重要です。
さあ、難しく考えずに楽しく数字をみていきましょ~。

日本のコーヒー需要量

まずは、上記の日本で供給されるコーヒー量の数値データから見て行きます。
ポイントは「変化がある」「変化がない」を明確にする事です。

【状況理解】
 ①「国内消費量」の増減はほとんどないため、市場は飽和している状態
   (2020年の減数はコロナ関連と推定)
 ②  国外からの輸入がほとんどで、国内コーヒー豆は需要がない
 ③ 生豆ベースでの輸入が主流で製品輸入の割合はごくわずか

年間43万トンの消費ってイメージつかないんですが、自由の女神が90万トンらしいので、2年で自由の女神を挽いておいしく飲む感じです。
#もっとわかりずらいわ!! #国際問題!

ちなみに、②は雨量が多い・平均気温が高い・排水の良い土壌などの気候条件が必要で、小笠原諸島や沖縄の一部の地域でしか栽培できないみたいです~。
#国産コーヒー飲んでみたい!

引用場所別杯数

上記は、個別面接(3,318人)にて1人1週間当たりのコーヒーを飲んでる回数のデータ。
面接の母数が少ないので、傾向値を知る程度に読み取っていきます。
てか、平均で10-11杯/週も日本人飲んでるのか。。。ものすごいでかい市場やね~。

【状況理解】
 ④ 平均で一人10杯/週飲んでいる(缶コーヒも含む)
 ⑤ 家庭で飲む割合が全体の7割近く(6.5杯/週)。Cafeで飲む数は、週0.5杯/週。

ちなみに、日本のコーヒー消費量は世界15位くらい。1位のノルウェーの年間消費量が日本の2.4倍なので、1人当たりの杯数は25.4杯/週恐るべし・・・

年齢別杯数

上記は年齢・性別単位の1週間当たりの杯数。条件は前段の表と同じ。
性別問わずに好かれているんですね~。
女性は紅茶の方が多いと勝手におもっていた。。。

【状況理解】
 ⑥ 40歳以上の男女で全体の6割を占める
 ⑦ 男女での差が多くない

ちなみに、外でコーヒーを飲むときにどこで飲む?という別の調査情報では、
■男性
 マクドナルド(51.9%)
    スターバックス(47.5%)
  ドトール(38.9%)
■女性
 スターバックス(69.2%)
   マクドナルド(50.0%)
   ドトール(42.5%)

マックとスタバの2強なのですが、それぞれ特色が違いすぎていて参考にならない((笑
女性は多種多様なコーヒーと落ち着いた雰囲気が大事なんでしょうね。
#スタバ愛してます! #スタバ我你!

✅ 状況を整理して仮説を立てる!


さてさて、私の独断と偏見で色々数字をまとめて状況を整理してきましたが、いかがでしたでしょうか。
私も知らない事が一杯ありましたので、勉強になりましたね。

改めて状況を整理すると。。。

 ①「国内消費量」の増減はほとんどないため、市場は飽和している状態
 ②  国外からの輸入がほとんどで、国内コーヒー豆は需要がない
 ③ 生豆ベースでの輸入が主流で製品輸入の割合はごくわずか
 ④ 平均で一人10杯飲んでいる(缶コーヒも含む)

 ⑤ 家庭で飲む割合が全体の7割近く(6.5杯)。Cafeで飲む数は、週0.5杯。
 ⑥ 40歳以上の男女で全体の6割を占める
 ⑦ 男女での差が多くない

本来であれば知見者とお話をさせて頂き、もう少し確度の高い情報で判断をするのですが、まあお遊びですのでこの情報で私なりの甘々の仮説を立ててみます。

■仮説① 
 市場が飽和状態ということは、圧倒的な特徴が必要。国産コーヒー豆を付加価値にできる可能性がある。
■仮説② 
 Cafeで飲むのがひと月で2杯。ただコーヒーを出すだけでは、既存Cafeで十分。もっと飲んで頂ける仕組みが必要。
■仮説③
  顧客ニーズの大多数は「家庭」にあり、そこにリーチ出来る商品が必要
■仮説④

 男性と女性のどちらをターゲットにするかで、商品内容や価格帯を変えていく必要あり

まあ、こんなもんでしょうか。いかがですか?なんとなくあっていますかね、私???

こうやって突き詰めていくと、スタバってよく出来ているよなあ。って改めて思います。
市場のトップランナーとして最善のマーケティングを取進めているんでしょね。
ほんとおもろいw

さて、今回はゆる~くですが、「数字に隠れた意味を知る」という観点でコーヒー市場について記載してみました。
これは、今回の様にマーケティングでも、営業状況確認でも、プロジェクトでの稼働やコスト管理でも重要な視点になってくるかと思います。

変化を見極めて、失敗しない道筋をちゃんと進む。

最初は大変なのですが、ぜひ皆様の身近にあるものからで構わないのでチャレンジしてもらえればと思います。

調べていて面白くなってきたので、次回は今回の仮説を元にもう少し深堀して来年のCafe出店の道を見極めようと思います((笑

ではでは。


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