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面倒臭がりな私が家事を楽しめるようになるまでの話
2/19、タイトル変更しました!
演奏家は体力勝負!?
「バイオリンの練習だけしても、バイオリンは上手くならないんです」
長女のバイオリンの先生からよく言われる言葉です。
バイオリンを綺麗な音で弾くには、弓を動かすのに必要な二の腕の力、弦を抑える指の力、また長い曲でも最後まで姿勢を維持して集中して弾き切る体力が必要です。
私はクラシックの演奏家って儚げでひ弱そうだという偏見があったのですが
(中世のクラシックの作曲家達は短命な人も多いので、その影響かもしれません)
冷静に考えると演奏家は体育会系というか、体力勝負なところはあると感じます。
話は逸れますが、ドラマ「リバーサルオーケストラ」では指揮者の朝陽が夜中にジョギングしている姿が度々描かれたり、「指揮者は1回のステージで3kg痩せる」という台詞がありました。
バイオリンは楽器自体が軽いので、楽器の練習だけでは筋力や体力面を鍛えるのは難しいようです。
日常の中で身体は十分鍛えられる
とは言え、筋力体力をつけるのに何か特別なことは必要ありません。
子供でしたら縄跳びや鉄棒、砂場遊びなど、とにかく外でしっかり遊ぶことです。
指の力は粘土遊びやクッキー作り等で養うことができます。
大人の方の場合は、日常の家事動作で鍛えることができます。
洗濯物を干したり料理をしたり、ですね。
お菓子作りで感じる長女の成長
という訳で随分前置きが長くなりましたが、今日は長女とクレープ作りをしました。
生地を作って焼いて、果物を切って、盛りつけて。
生地を焼くのは危なかっしいところもありますが、お菓子作り大好きな長女。
自分でやりたいという気持ちが強いので、見守りながらできるだけやらせるようにしています。
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人の成長というのは、何かひとつのことだけやり詰めるというよりも、日常生活の様々な活動を通して、全体的に少しずつ底上げされていくものなのでしょうね。
家事を楽しむコツ
また子供達にとっての家事は、お母さんと一緒に何かできる楽しい遊びみたいな感覚なので、こちらが誘ってみると
「やるやる〜!!」
とノリノリでやってくれることが多いです。
(飽きてすぐどこかへ行ってしまうこともまた多いですが、そこは目を瞑りましょう)
・完璧を求めない
・ママの戦力としてではなく、楽しんでやってくれればオッケーとする
のがお互いに楽しくやれるコツです。
私ひとりで家事をする時もこのポイントは意識していて、特に「完璧を求めない」は大事ですね。
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家事には沢山のメリットがある
私は元々ものすごい面倒臭がりで、家事は嫌いなものでした。
そんな面倒な気持ちに自分でしっかり寄り添いながら「家事をすると家もキレイになって体も鍛えられる、メリットがいっぱいある!!」と言い聞かせてきました。
長女のバイオリン練習がきっかけとなり、日常の遊び、家事といった些細な動作の価値の大きさを見直すことができたのです。
寒い日や雨の日など、外に出られない日はお子様と一緒に家事を楽しんでみてください♪
沢山の良いことがありますよ。