光と向き合う【ライカ M9-P】
最近写真を撮る中で意識していることの一つに「光と向き合う」がある。写真はレンズから通ってくる光によって生まれるものだと思っているので、レンズから入ってくる光をコントロールすることで表現に奥行きが出るのではないか。また、自分の意思で光をコントロールすることで、今よりも愛機たちとの会話を楽しめるのではないか。そんなことを最近はよく考えている。
光と向き合って写真を撮る意識をすることで、僕が表現したい写真の幅が以前よりも広がってきたと感じている。ファインダーを覗く回数が増える度に自分なりの世界の色を表現できるようになってきた。この状態になると、愛機と少しづつ会話ができるようになり、写真を撮るのが楽しくなってくる。とりあえず撮って現像の時に自分の色を作るアプローチではなく、愛機の持つ魅力を十分に引き出して撮って出しで自分が表現したい世界の色が作れるようになってきている。これからもっと光と向き合い、愛機のいいところを引き出して自分が表現したい世界観を作り上げていきたいと思う。
# 光と向き合う