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何を見ても「自分につなげる力」があれば、人生も文章もオモシロくなる。


日常生活や仕事、人とのかかわりで起こる「アレやこれ」や、目にしたこと、耳にしたこと、感じたことを、すべて「面白がれる人」は最強だ。

よく言う「ネタにできる」というやつだ。

ネタにするには、自分を俯瞰することが必要。

自分のことなのに、自分のことではないように見る。

部屋でパソコンに向かっている自分を、天井の上から覗いているような感じだ。何かをしながら、それを見ている自分が「それ、違うくない?」「お!いいね」と話しかけてくるような感覚。

自分を俯瞰できると、目の前で起こった出来事が、ネタになる。今すぐには無理でも、少し時間を置くと、「ああ、あれはこういうことか」「学びになったな」と思うことはあるだろう。


面白がり力があれば、興味の幅はどんどん広がる


誰かに何かをすすめられたり、話を聞いたりしたときに「もう知ってる」「今の自分には関係ない」と思ってしまうともったいない。

それを買ったり、取り入れたりするかは、自分で判断すればいいが(時間もお金も限られているので)、でも、「あ~、そういうのが流行っているのか」「なるほど、その視点があったか」と、10秒だけでも興味を向ける。

誰かの話や、目の前で起こっていることを、「関係ない」と遮断するのではなく、「おもしろそう」と興味を向ける。それだけで自分が広がる。

自分が知っていること、面白いとすでに思っていること、自分にとって良いと思っていることなんて、世界の(宇宙の)0.0000000000000001%にも満たないだろう。

年を取るほどに「それはすでに知っている」「そんなことわかっている」が、少ない人は魅力的だなと思う。

自分が知っていることなんて少ない。だから、何でも吸収できる。幼児のように好奇心に満ちたキラキラした目で。スポンジのように。



何を見ても、自分の「仕事」か「ミッション」につなげる

Blue Greyscale Photo Swimming Quote UAAP_NCAA Twitter Postのコピーのコピー (8)

日常に起こるあれやこれやを、「おもしろい!」と思えることができるようになったら、次は、それを「自分の仕事」や「ミッション」につなげてみる。

ミッションとは、仕事や人生の上で大事にしていること。なぜ、今自分がその仕事をしているか。

たとえば、電車の中では、スマホを見ずに、広告を見る。隣の人の会話にこっそり耳を傾ける。

電車の広告にあったフレーズが気になったら、「これ、私の仕事だったら、どう使えるかな?」と考える。隣の女子高生の会話から聞こえてきた内容を「私の仕事に生かすとしたら何だろう?」と考える。

目に入るもの、聞こえること、ふと芽生えた違和感。すべてが教材だ。

ある心理カウンセラーの方は、「犯罪者が自分のところに相談に来たらどう対応するかを、ニュースを見ながらイメージトレーニングしている」とおっしゃっていた。

トレーニングは日常の中にある。

「あ!これ、仕事のネタになる」「今日のnoteに書いてみよう」と思えて来たら、しめしめだ。単に「今日こんなことがありました」と書くのではなく、仕事につなげて書く。

たとえば私だったら「コピーライター」の視点で書く。 #文章力 #自分の仕事の作り方 #共感される文章の書き方 #コピーライティング  など、自分にタグをいくつか持っておくと、仕事につなげやすい。

同じように、「ミッション」につなげることもできる。自分が仕事や人生の上で大事にしていること。私の場合だと、#仕事はゼロから自分で作れる #自分で決めて自分で行動する #子育てや家族の事情があっても自分の意志で生きる みたいなことだ。

日常の出来事を、「仕事」や「ミッション」につなげると、どこの誰とも違う、自分だけの文章が書けるようになる。

どこかの誰かに聞いたようなことや、業界の人がみんな同じような言葉で書いているノウハウではなく、自分の価値観や、自分の思い、大切にしていることが伝えられるようになる。

ファンが増える文章が書ける人は、そんな人だ。


「リンキング」を鍛えれば、ネタが途切れることはない

一見関係のない「A」と「B」をつなげる力をリンキングという。

リンキングができる人は、発信のネタに困ることはないし、自分だけのコンテンツを、蛇口をひねれば水が出るぐらい当たり前のこととして量産できる。

自分だけのコンテンツ。セミナーや講座、動画教材、オリジナルの商品・サービス。「つなげる力」があれば作れる。


日常の出来事を「仕事」や「ミッション」につなげて文章を書いたり、コンテンツを生み出す方法は、『売れ続けるネット文章講座』の第4章に詳しく書いています。

自分の場合はどうだろう?と思った方へ


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