沼に溺れる、冬
沼で溺れたこと、ありません。
一度も。
そもそも、沼のなかに入ったことありません。
たぶん。
沼に溺れる、というのはもちろん比喩で、沼に虜だぜ、みたいな意味。
ということで、私が今冬、なぜだか沼に心奪われたので、いろんな沼について書きます。写真も載せます。というか本記事、ほぼ沼の写真です。
なにかにハマることを「沼る」といいますが、沼に沼った人間の記事を、ぜひご笑覧ください。
【多々良沼(群馬県館林市)】
群馬県内の沼でもっとも有名であろう、多々良沼。近くに県立の美術館もあり、自然も文化も満喫できるステキな場所です。
あと、白鳥めっちゃ近くで見れるので、カメラ持った人多かった気がする。
【涸沼(茨城県東茨城郡茨城町)】
茨城県にある涸沼は、「ひぬま」と読むそうです。「こぬま」「かれぬま」ではありません。
それなりに近くには、大洗海岸があって太平洋を眺められますが、涸沼も海と同じくらいキレイよ。
【しょうぶ沼公園(東京都足立区)】
東京都足立区にあるしょうぶ沼公園では、6月頃、キレイな菖蒲が見れるそうですが、冬にはなんにもない。
なんもないけど、なぜかこの景観に心奪われたのでした。ビニールが日の光で、キラキラしていました。
【伊佐沼(埼玉県川越市)】
小江戸でおなじみの川越市にある伊佐沼。時期によっては、桜や蓮の花などを満喫できるそうですが、冬の沼はなにもなし。
ただ、そうした場所だからこそ、空がキレイに見える。空が高く感じる。江戸の粋。
【太田ヶ谷沼(埼玉県鶴ヶ島市)】
川越市の隣、鶴ヶ島市の太田ヶ谷沼。
鶴ヶ島運動公園内にあるので、うえで紹介してきた沼よりも、ひっそり感とかない。ゆえに、活気のある沼。
【波志江沼(群馬県伊勢崎市)】
群馬県伊勢崎市にある波志江沼。「はしえぬま」と読みます。真ん中に浮島みたいのあるね。
ここは、多々良沼や涸沼のように、のんびりできる場所かと思います。沼というよりは、湖っぽいけどな。
【2025年、沼に沼ろう】
さまざまな沼でした。ほぼ写真でした。
沼の魅力は、のんびりできるところ。
あまり見かけない、鳥もいるぜ。
白鳥、アオサギ、コウノトリ。
そういえば、鳥は、自由のシンボル。
ゆえに、沼は人類が求め続けている「自由」な場所かもしれない。
2025年、沼に沼ろう。
自由に、沼る。
(了)