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将来の不安を打ち消す方法
将来の不安ってありますよね。
仕事とかお金とかプライベートに関する不安。
特に、メンタル状態が不調だと、将来を不安に感じる悪循環が形成されがちです。
仕事とかお金で言うと、やはりスキル的なところが大きくなってきます。とした時に、メンタルが万全でないと自己認識していると、新しいスキルを学ぶ心理的ハードルが他の人より高くなってしまうわけですね。
人に聞きに行ったりできればいいけどそのハードルが高い。
元々豊富な人脈を持っていて、助けてくれる人が山ほどいたらいいけど、なかなかそうもいかない。
なので、学ぶスピードがゆっくりになる。
というか、そんなにスピード感もってやると疲れるんで、ゆっくりやりたい。
あるいは、行動に起こせずに一人でぐるぐる悩みがち。動くこと自体を躊躇する。決断に多大な時間が要する。かなり時間が無駄になってる気がするのを自覚しているが、それを打破できない。
あるいは、そもそも方向性があっているかも悩みの種。もっといい方向があるんじゃないかとか、やるにしてももっと時短になる方法があるんじゃないかとか。そういうのを先に調べた方が効率的なんじゃないかとか。
で、悩んでて、気が付いたら時間がなくなってるわけです。
あるいは、着手しようと決めたはいいけど、なんかやる気が出ないなので、やる気を出る方法を検索しよう。記事読んで動画見て、まだやる気でない。「やりはじめたらやる気が出る」とどの記事でも動画でも言ってるけど、やりはじめるのが面倒でやっぱりやりはじめられない。
そうこうしてたらもう2時間経ってた。なんならもう寝る時間だ。ああ、やろうと思ってたのに、結局できなかった。悩んでる時間を行動に費やせれば・・・。
昔の自分を思い出していたら、かなりの長文書いてしまいました(笑)。
今回は、そういう悩みを解決する方法を共有します!
■ターゲットの大きさ
まず、ターゲット(目標)が大きすぎるんじゃないでしょうか?という指摘をさせてください。
ターゲットが大きすぎると、到達するのに階段を100段・1000段上がらなければならず、全くやる気が起きなくなる現象が生じます。
人生全部良くしようとかすると詰みます。無理です。
例えば、人生の目標を立てたとして・・・
仕事も順風満帆で
自由を獲得できていて
愛のある結婚をして
可愛い子供を二人もうけて
住みやすい地域に一軒家やタワーマンションを購入
休日も充実した生活を実現
・・・そんなの、一足飛びに実現することは不可能ですよね。
対策としては、ターゲットをもっともっと小さくして、絞り込む方法があります。一口サイズのミニマムなタスクになれば、達成が簡単で、サクサクこなしていくことができます。ベイビーステップってやつです。
赤ちゃんも、まずは寝返りやハイハイからです。赤ちゃんがオギャーと泣いた次の瞬間、三輪車に乗れるようにはなりません。
ターゲットを小さくして、「やる気を出す方法」の検索に時間を使わず、着実にコツコツ積み重ねれば、びっくりするほど成長できるんです。
とはいえ、1か月でできることは限られています。
とはいえ、1年あれば結構すごいことができます。
さらに3年あれば人生変わってる、みたいなことが実現できたりもします。
例えば楽器だともっとスパンが短くできます。
私はピアノを弾く人間なのですが、まずは指練習の教本などを見て、練習フレーズを一つ弾けるようになるよう練習しますよね。一つだけでなく、練習フレーズも5個ぐらい練習します。
あるいは超簡単な曲を弾けるように練習しますよね。ねこふんじゃったとか、エリーゼのためにとか。
そして、目標の一曲を、はじめはつたない指使いだけれども、練習します。はじめはへたくそです。でも、毎日やっていれば、うまくなっていきます。1か月経過すればびっくりするほどうまくなります。試しに、録音しとくといいと思います。はじめの指使いと、1か月後の指使い、全然違いますから。
■何に不安を感じているのか?
人間、何に不安を感じるかと言うと、まず「人間関係」ですよね。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」と、ベストセラー本「嫌われる勇気」では書かれています。
じゃあ、その対人関係をうまくいかせる要素は何かというと、お金やスキルも大いに関係してきます。
自分の実力とかスキルを向上させると、自信が持てるようになり、対人関係を円滑にする助けになります。
あるいは経験ですよね。人生経験が少ないと、あらゆることが初めてのことで、要領が分からない。なので不安を感じます。でも、人生経験が豊富だと、初めての事でもこれまでの経験を元に、こんなもんだろうという見立てができ、あまり動じなくなります。
メンタルの不安定さについて気になる部分というのもあるかもしれません。ただ、「不安をなくす方法」を調べることは、「やる気を出す方法」と同様で、あまり意味がありません。不安もやる気も非常に流動的で、あったから・なかったからといって、何かの物事のできる・できないを左右するものではなかったりするからです。集中しているときは、不安もやる気も関係なく集中できますからね。
■いい汗と嫌な汗
ということで、不安は打ち消さなくてOKなんですが、あとから、「時間を有効活用できなかったな」と思うと凹むのが人間です。
なんやかんやで、やるべきことをできた一日を作れれば、「いい汗かいた!」になります。「グッジョブ!俺!」になります。
逆に何もしなかった時の方が「もう精神的にへとへと、しんどい」になりがちです。一日を思い返すと、「冷や汗」「嫌な汗」が流れる感覚におちいってしまいます。
できれば「いい汗かいた!」な一日を作りたいものですよね。
■行動のための準備
じゃどうすればいいかです。
そのために3点、「いい汗かいた!」となる行動のとっかかりを作りやすくなる習慣を紹介します。
これやっとくことで、身軽になれるということとです。
身軽っていいですよね。
逆に、重いものを背負いまくってて身動きが取れないって、嫌ですよね。
なので、とりあえずまず身軽になっときましょう。そのためのアイデアです。
3点あって、
未完了を完了させておく
部屋を綺麗にしておく
今日やりとげられると嬉しいことを書き出しておく
という内容です。
「未完了を完了させる」は、高森 勇旗さんの「降伏論」で紹介されている考え方です。
私この本大好きで、もう何度も読み返している本なのですが、その本の初っ端に書かれている重要な知見です。
要は「やらないといけないと思っているけど、片付けられていなくて、頭の中に残り続けているもの」ってありませんか? それをちゃんと完了させておく、ということです。
それから「部屋を片付ける」
これは、
・使わないものを全部捨てる
・整理整頓する
・ごみを片付ける
・掃除機をかける
ということです。
人間の脳は環境に影響を受けるので、部屋が汚いと頭の中もこんがらがってきますし、部屋が片付いていると頭の中も整ってきます。
で、そこまですればだいぶ頭がすっきりしているので、
あとは「今日やりとげられると嬉しいことを書き出す」ということです。
書き出すと、視覚的に見えるので、それ見て、やってみる。
終わらせたら線を引いて完了とする。
リストが5個あって、全部完了できたら、すっきり嬉しい気分になれます。
で、それでもまたぐるぐる悩んだり「やる気を出す方法」を検索したくなることはあると思います。悩みはしつこいです。絶対にまたやってきます。これは確実です。なので、対策を考えておく必要があります。
なので、また悩みが襲ってきたら、「未完了を完了できているか?」「部屋は綺麗か?」「今日やりとげられると嬉しいことは何だったか?」を確認しなおしましょう。
羽根が生えたような身軽な自分になっていれば、将来の不安を打ち消せるような行動が、割と軽くできる自分を作っていけるんじゃないですかね?
今日はそんなところです。それではまた!
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