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「不安障害」克服のメリット5選

不安障害・対人恐怖を持っていると、いろんなシーンで行動に制限が出てきます。

知り合いに会ってしまったらどうしようとか考えるんですよね。

私の過去の例で言うと、

自分に恥を感じて生きているので、自己開示ができない、自己開示できないとなかなか人と仲良くなれない

その割に、人に嫌われてはならない、と考えているので、仲良くなれないと自己嫌悪に陥る

そういう悪循環パターンにはまりがちです。

他にもいろんな悪循環パターンが存在します。

不安障害や対人恐怖を克服後は、そういった悪循環がなくなり、めちゃくちゃ生きやすくなりました。

なので、早めに克服した方がいいと、感じています。

とはいえ自分も克服しようとして20年以上、一進一退をくりかえしていたので、人のことは全然言えません。「早めに克服できた人間」ではありません。

ただ、その後、真剣に改善しようと取り組み始めてからは半年で治すことができました。そういう経験から、今回は「克服した先の未来が果たして明るいのかどうなのか」について書いていきます。


■1. メリットとデメリット

不安障害を克服するメリットはざっと5点あります。

  • 時間ができる

  • やりたいことを諦めてしまうことがなくなる

  • 柔軟にやること・やらないことを決められる

  • 人生に手応えを感じられる

  • とにかく楽

一応デメリットも考えてみました。

  • 上には上がいる

  • 行動的になるとたまに疲れる

メリットとデメリットの詳細は、次の項目から説明していきますね。

■2. メリット詳細

メンタル低迷状態を脱すると、色々とメリットがあります。デメリットもわずかにありますが、メリットの方がやはり大きいですね。


【時間ができる】

不安障害や対人恐怖、うつ病から抜け出せると、過去の嫌な記憶を反すうすることがなくなります。

未来を過度に不安視することもなくなります。

くよくよ考えることもできるけど、それにはあまり意味がなく、時間の無駄であることに気づけるので、くよくよすることに使っていた時間が、余ることになります。

その分、時間ができます。

【やりたいことを諦めてしまうことがなくなる】

メンタル疾患を克服しても、人と会うことに、不安が完全にゼロになるわけではないんですね。

でも、色々経験していくと、なんとかなることを肌感で知れるので、まあ大丈夫だろうと思って、オフ会とか、懇親会とか、いろんな場に参加できるようになります。

未経験なことにも、死ぬか死なないかで言うと死なないので、やってみようと思えるようになります。

恥をかくかもしれない行動も、自己注目してると世界中が自分を笑い者にしてる気分になるけど、実際にはだれも見てないし見てる人もすぐ忘れると分かるので、行動できるようになります。

【柔軟にやること・やらないことを決められる】

「人は○○でなければならない」とか「○○ができないと自分は価値のない人間である」とかそういう極端な思考から離れられるので、やりたくないことはやらないという選択ができます。

これまで罪の意識を持っていて「やりたくないけど、やるべきなのでやっている」ものがあれば、やめてしまうことができます。あるいは罪悪感につぶされるのではなく、罪悪感を楽しむこともできるようになります。

私の場合、中学生1年生の息子がいます。私が子育て担当で、これまでは小学生だったこともあり「子供は親が面倒を見なければならない」という「ねばならない」思考に捕らわれていましたが、最近そういうメンタルブロックが外れて、お世話するのをやめられました。すると、はじめは色々忘れ物をしたり困るシーンもあったみたいですが、お世話してくれないとなると、自分のことは自分でするようになるんですね。おかげでこちらもだいぶ楽になりました。

そういう風に柔軟にやめることも選べますし、人と会うこと、人前に立つことも含めて、自分がやりたいことであれば行動に移せるようになります。

【人生に手応えを感じられる】

これまでは、「自分にはできない」「恥をかくからやめとこう」「空っぽの自分がバレるからやめとこう」と思ってやめていたことも、挑戦できるようになります。

すると、自然と今までやったことのないことをするようになり、人生経験が増えるので、スキルや人とのつながりができます。今、こうやって発信活動しているのもまさにそれですね。

そうやって行動する中で自己成長を実感すると、手応えを感じられます。

【とにかく楽】

総じて、とにかく楽ということです。

「やりたいけど怖くてできない」とかが少なくなってくるので楽。

自分を責めることもあるけど、別にメリットないし、責めなくなるので楽。

人と交流することが楽しいと気づけるし、実際に交流してると楽しいので楽。

空っぽな自分を自己開示してみたら、わりとみんな同じこと考えてることに気づけるし、その自己開示で人が去っていくことはないと気づけるので楽。

人間、ダメなところが沢山あっても十分生きていけるので楽。

結構みんな、やりたいことをやり、やりたくないことはやらない、ということで生きていけてることに気づくので楽。

変に自分にダメ出しをすることも少なくできるので楽です。

■3. デメリット詳細

デメリットも挙げてみました。

【上には上がいる】

健常者の世界に入ると、当然そこには格差社会が広がっています。

人と比べると、上には上がいるということを実感します。メンタルが安定していると、いろんな事に挑戦していけますが、達成するにはまた色々なハードルがあることを実感します。

【行動的になるとたまに疲れる】

行動できるようになると、それに対して疲れを感じることもでてきます。

もちろん休んでいいんですよ。でも、ここは行動したいから行動しよう、という時もあって、そういう時は、メンタル病むことはないけど、やっぱ行動すること自体はしんどいな、と思うこともあります。

■4. まとめ

総じて、不安障害を治すメリットは大きいです。

私も、20年かからずに治したかったです。
もしその時間があれば、若いうちに色々できたよなと思います。

ま、でもそんなことを言っても仕方がないのも分かっています。

今、メンタル低迷している方も、これからいくらでも克服できるし、人生変えていけます。やっていきましょう。

今日はそんなところです。それではまた!

※冒頭の画像は、「紅の豚をAIに書かせてみたらこうなった!」という作品のようです。空を飛ぶイメージの画像が欲しかったのでこれを選んでみました。

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