見出し画像

Bali 天国と地獄

こんばんは。今日は土曜日ですね。皆さんは週末を楽しんでいますか?

本日の僕のnoteでは、バリ島への旅の話を御届けさせていただきます。

見出しの写真はバリ島の民族舞踏劇、ケチャを見に行った時のものです。

インドネシアのバリ島は、そりゃ天国さ。

どうして地獄という言葉もついているのか。本編を読んで頂いたら、きっと気持ちわかって頂けると思います。

全部、僕にスキがあったからだ。

いつもありがとうございます。

今日も本編長くなっちゃった。

俺もいつか短くクールにお届けしたい!! 

毎度、貴重なお時間頂きありがとうございます。

画像52

インドネシアのバリ島の位置も確認した事だし、早速いきましょう。

日記や写真の中に隠れて想い出がいっぱいだ。

Indonesia インドネシア共和国

Bali 天国と地獄

振り返って、振り返って、時を過ごす。2018年6月になっていた。仕事の休みをもらって休暇をバリで過ごすことにしていた。仕事も順調で平和なもんだ。
この頃はもう今の住んでいる所へ引っ越していた。新しい生活にも少し慣れた。時間だけやっぱり音も無く過ぎてく。
遂にバリの事を書ける、最高に楽しかった旅だ。でも最後に地獄も見た。もう行きたくないとは言わないけど。

画像1

朝早くから、始発で成田空港へ。こう書くと一瞬だね。

画像3

バリってさ、オーストラリアにいた頃からよく聞いていた。サムとかアンドレアもそこに行っていたし、俺もいつか行くんだろなとは思っていたけど、まさかね本当になるんだね。

画像3

バリのマップ見るとそうだな。そんなにたくさんの所へは行ってないんだと再認識した。いつかまた行けるんなら行きたい。行き足りてない所だらけだ。でも今回の旅に勝る旅はあるんだろうか。上海を軽く超えてきてる。

画像4

もう空港に着いた時からバリの人達のエネルギーにやられそうになる。「わー」っと人がいてうるさい。みんな旅行者をタクシーに乗っけようとして必死だ。そして、みんなちょっとボったくってくる、もう嫌。もう誰でも一緒だなって気になって、適当に営業してくる人のタクシーに乗って予約をしていたバッパーまで行くことにした。もうね、ソウルも釜山も上海も全部事前に泊まる宿は予約してってたんだ。だって楽だし、滞在する期間も短いし、帰らなくちゃいけない日が決まっているから。ある程度決めてから行った。
運転手の名前がマヘンドラで、同僚の名前と一緒でちょっと嬉しかった。

画像5

夕方に宿に着いて、ゆっくりした。夜にはバリに住んでいるアンちゃんと一緒にご飯を食べに行った。バイクに乗っけてくれてありがとう。行ったのは、街の何でもない食堂。バリのビンタンビールは美味しかったけど、焼き鳥みたいなののソースはあんまり美味しくなかったなぁ。

画像6

その後、マーケットにも行って一緒にフルーツジュース飲んでバリのこといろいろ教えてもらった。バリにまた行きたいっていつでも思っている。

画像7

バッパーにもいろんな人いるみたいだし、雰囲気ゆるいし、こんな気楽な旅が俺は好きだ。夜、飲みに行ってから帰ってきたら、同じ部屋のドミトリーに一人ニューガイが現れていてさ、そいつがナビッシュ、UKガイでいい奴でさ、「俺明日早朝から日の出を観に行くんだ」って話をしたの、そしたらそいつも一緒に来ることになって、何時くらいだろ。5時くらいに俺達起きて、海まで一緒に行ったんだ。

画像8

この旅の目的は朝日を見ることと、夕日を見る事。

画像9

一緒に海まで歩く。だんだん明るくなってくる空、もう半袖でいいバリ。気分は上々だった。サヌールの海はとても静かで、波の音が小さく聞こえていた。目を閉じると今でも聞こえてきそうだ。海の小屋とかあってさ、マラソンしているお姉さんとかいて、他にも朝日を撮りに来ていた人達もいた。

画像10

のんびりと時間が過ぎてく。海に入って魚釣りしているおっさんのずっと後ろの方。日が昇ってくる。ちょっと曇っていたから見えるかわからなかったんだけど。雲の向こうに朝日が見えた。心を洗われた気分がした。きっとずっと仕事で忙しかったんだ。同じような毎日、似たようなことして働いている。ただただ時間を浪費しているように感じる東京での生活。

画像11

もう二年前、あっと言う間に過ぎる。自分だけの時間が欲しかった。

画像12

バッパーまで戻る間にも綺麗な花を見た。こんな癒しの時間が欲しかった。バッパーでは朝食が出た。パンとフルーツと、コーヒー。何でもないんだけど、外でゆっくり食べると味が違う。

画像13

外のテラスには暖かい風が吹いていて最高な気分だった。

緑がいっぱいあって、ゆるくて好きなバッパーだったなぁ。

画像14

それからナビッシュと俺はウブドで再会することにした。あいつも全然プラン決めてなかったからちょうどよかったんじゃないかな。

画像15

俺はタクシーを捕まえてウブドへ、宿も決めていたからチェックインして、ウブドを歩いて散策して、あいつが来るのを待ってた。

画像16

とりあえずウブドのモンキーフォレストへ。ここでもモンキーの聖地にきた。聖なる領域に猿は宿るのか。あまりにも普通に猿がいるけど、確かにパワーに溢れている。池の水も澄んでいて、コイが泳いでいた。

画像17

ネパールのモンキーテンプルの猿よりくつろいでいるように見える。生き物のパワーでどのくらい良い場所かわかる様な気になっていた。

画像18

ベトナムのリンちゃんとウブドで有名なコーヒー屋で会った。バイクタクシー捕まえたらすぐにそこに行くことが出来たよ。リンちゃんもウブドに来たばっかりだったから、一緒に行動することにしたんだ。

ナビッシュはもうバッパーに着いたんだろうか。

画像19

リンちゃんのレンタルバイクの後ろに乗ってウブドを走る。

画像20

歴史のある場所とか、地面に野菜のカスめっちゃ散らばってるストリートマーケットに行って屋台でご飯を食べたね。

画像21

宿に戻ると、ナビッシュは到着していたみたいで、もうどこかへ出かけていた。俺とリンちゃんはウブドの伝統的な踊りケチャが見れる公民館の様な場所へ行ってケチャを見た。それからみんなで合流してバーへ行ったんだ。もうずっと最高に楽しかった。

画像22

次の日は朝からマヘンドラの運転で俺とナビッシュとリンちゃんでトゥグヌンガンの滝を観に行った。車借りきってウブドのツアーへ。
俺とナビッシュは滝壺へ入って身を清めた。

画像23

気持ち悪かったけど、「ジャコウネコの糞」のコーヒーも飲んだし、森の中の洞窟にも入ってった。俺達、ずっと笑っていた。

画像24

ウブドはどこも自然に溢れていて、森の中の苔が蒸していた。

画像25

空はカラッと晴れていてさ、毛の抜けた犬が腹出して日光浴していた。ここもいたって平和だ。バナナを頭に乗っけたおばさんにしつこくバナナ売られそうになっちまったけどな。

画像26

ティルタエンプル寺院で水を浴びて身を清めた。聖なる水を頭からかぶる場所として有名なんだ。俺はここでも沐浴をしてんだな。その後、ライステラスにも行った。ガイドブックでもよくみる段々畑が美しく決まっていた。これもうウブドのメインコースでしょ。

画像27

空中に浮かんでいるように見えるブランコがブラブラしていた。

画像28

午後にウブドまで戻ってきて、リンちゃんはステイ先へ帰って、また夜に合流してみんなでバーに飲みに行った。

画像29

翌朝、ナビッシュと一緒に山の道をハイキング、朝日も見られると思ったんだけど、曇っていて見られなかった。

そこにはドイツから来ていた人達もいたんだけど、なにやらめんどくさいことに巻き込まれてそうだったから、距離とって歩いた。だりぃんだいろいろ。知らなくていいことなんてくそくらいある。結局一時間くらい行ったり来たりして、ナビッシュと一緒にご飯食べに行くことにした。

画像30

朝飯だから軽くフルーツヨーグルトみたいなの食ってる時に、隣の席に座ってきたお姉さんと赤ん坊。俺達と打ち解けて一緒に話していた。ナビッシュはすぐ仲良くなっていた。

画像31

その日、俺はクタに戻る日だったから一足先に戻ることにした。リンちゃんとナビッシュはどこかへレンタルバイクで行くみたいだ。マーケットを少し一緒に歩いて、ナビッシュとはしばしの別れ。まぁ午後またクタで会うことになってたけど。

画像32

俺はクタのビーチのまた俺の働いている会社のバリのホテルに泊まる。ここも宿泊費が実質無料だ。なんとビーチの目の前で最高のロケーション。リラックスさせてもらったぜ。

画像33

ずっと自由だった。ここには屋上のプールもあって、そこからのビーチへ沈む夕焼けも最高さ。

大海原。潮風。爽やか。あぁ。もう気分も最高。夏だぜ。

画像34

ビーチで座って沈んでいく太陽を見ていた。

ゆっくり風が流れてく。「ふぅ気持ちいい」

画像35

夜になってナビッシュと合流したから、俺達はナイトクラブ行ってもう最高だった。あ、そうだそこにリンちゃんも来たんだ。

この日まではもう100点、天国にいるみたいだよ。

みんなで行ったナイトクラブももう俺、酔っぱらっていてわかんない。

画像36

次の日は昨日出会ったエカテリーナとその友達とビーチでサーフィン。昼過ぎ頃に起きて、クタビーチ行ってだらだらずっとしていて、そこにインドネシアンギャルとボーイズもいてただただ楽しかった。

画像37

サーフィンするから一時間くらいボード借りて、コーチに浜で乗り方教えてもらって沖に出たら一回で波に乗れた。マジでもう一回行きてぇ。
サーフィンし終わってから、ゆっくりビンタンビールを飲んでて何にもしなかった。
ここで一回宿に帰ったのに、海パンのままナイトクラブに行っちゃったからいけないんだ。

画像38

夕暮れおちて、バリで一番賑わうスカイガーデンっていうナイトクラブへ。めっちゃ楽しかったんだけど、最後の方で俺はスマホを失くした事に気づいた。ここからが地獄。海パンのまま踊ったりするから。ポケットから落ちたか、すられたか。いずれにしても最悪。みんなが助けてくれてスマホロックしたから良かったけど、エカテリーナありがとう。
本当冷静に装っていたけど、パニックだった。全然誰とも連絡出来なくなるし。

画像39

翌日、朝飯美味しかったけど、それどころじゃない。またスカイガーデンに行って聞いてみたけど、やっぱり見つかってないらしい。

画像40

このままじゃやばいから、グラウンドゼロ記念碑の近くで一旦マッサージをして休んで落ち着いて、それからビーチウォーク・ショッピング・センターにスマホを買いに行ったけど売っていなくて、街まで出てとりあえず新しいスマホを買って連絡取れるようにしといた。

画像41

何かしてなくちゃたまらなくて、「グラブ」って言うアプリでタクシーを捕まえてウルワチュテンポーへ。いろいろその日は心細かったけど、何とかなった。

ウルワチュからみる海に沈んでいくサンセットはとても綺麗だった。

画像43

ここにも猿いたなー。ここも聖域だ。ずっと波が来るのを見てられる。沖縄で見た海みたいに大きくて雄大だ。写真撮ってもらったけど、俺が全然楽しそうじゃない。そりゃそうだ。ドライバーのおっさんと二人で楽しいわけがない。スマホも落としていたし、新しいのを買ってアクティベイトしていたけど、またたくさんの人の連絡先を失ってしまった。

画像44

太陽ってものすごいパワーがある。海の水面に光が反射している。

またバリに行きたい。今度はもっとゆっくりと。

画像44

ウルワチュからの帰り道、フレンチの女の子が同じ速度で歩いていたから声をかけてみたら一緒に晩御飯を食べていくことになった。行こう、クタの空港の近くのジンバランビーチへ、そこで海鮮を食おう。ドライバーのオススメを断って、事前に調べていた俺の行きたいレストランへ行った。

画像45

俺達うめぇタコ食った。それくらい自分で選んでいいだろ、うるせぇんだ、あのドライバー、俺が降りた後フランスの子に変なことしなかっただろうな。

そんで、俺の飛行機はこの夜だったらしい。知らずにぐっすり寝ていた。たぶんあれだ、楽しかったし、スマホ落としたし、深夜便とか日付がもうわけわかんなくなっていたんだ。インドで瞑想したのに整えられてなかった。

画像46

朝、何も知らずに目覚めて、思いつきで地元の警察へ行った。その間もナビッシュに相談していたりして連絡を取っていた。あいつはあのドイツのシングルマザーと仲良くやっているらしい。

画像47

トラベル警察所で「紛失証明書」ももらったし、「海外旅行保険」入ってきたから結局後で2万くらいは帰ってきたんだけどさ。なんかな、もうヘマをしたショックの方が大きかった。

画像48

で、夜中。空港行ったら、もうお手上げ。俺の乗る飛行機の便がない。係員に聞いてもダメ、全く取り合ってもらえない。「ダメ」の一点張り、最悪だ。ここで俺、ようやく一日日付を間違えていたことに気付いた。

画像49

もうずっと慌てていた。夜中空港でだいぶ時間潰していたのに。慌ててその日の宿を探して、幸い空港から歩いて行ける所に宿取ったから寝むれたけど、暗いし、汚いし、狭いし。もう嫌になりそうだったよ。

画像50

あんまり眠れなくて、朝一で翌日の飛行機を予約して、ナビッシュに連絡して、そしたらドイツの子と来てくれて一緒に飯食ってちょっと気が楽になったからこの時間も楽しもうって気になったんだ。

こんなことないでしょ、この旅の中でこの時が初めてじゃないかな。こんなにとちったの。いい思い出だけとっておいて、いやな事は忘れたい。

画像51

みんなで飲んだナイトクラブ最高だった。スマホさえなくさなければ。

はぁ。海でのエカテリーナ、インドネシアンギャル、ギャル男達とのサーフィンも最高。ナビッシュとリンちゃんとの一日ツアーも最高の思い出だ。

慌てて取った飛行機は、シンガポールそして台湾と乗り継いで帰る便だった。時間もお金も無駄にしたけれど、良い勉強代になったと前向きにとらえて乗り切った。

あぁ。バリを想う。

あの夜もこの夜も最高だった。スマホさえ落とさなければ。

俺達滝の中入ったじゃん、懐かしいなぁ。

汚いおんぼろのマーケットではにかもう。

あの時食った朝飯は抜群にうまかったよなぁ。

外の風に吹かれてお日様の下で朝飯を食っていたい。

一緒にコーヒーを飲もうぜ。ありがとうみんな、まだまだ旅は続くぜ。

編集後記

その、語尾に~ぜ。っていうのださいな。

ださいし、これ失敗談だから恥ずかしいし。

編集でカットしたところもたくさんあるけど、あえてだささ残すよ。

今日は、長い!! 

もういくつ寝ると最終話、屋久島の話がまぁ長い!! 

頼みたい。

そして、明日の2021年最後の満月で、『光の中を旅してた』完全版発表します!! たくさんのお知らせがある。もう、ぱんぱんです。

そうだ。親父、この前東京来たんですよ。

浅草で泊った温泉宿で、もう大満足。喜んで帰っていきました。

年末年始、もうすぐ来るね。

浅草寺にお越しの際は、一泊しちゃうかい。

こういうのは、宣伝記事担当の方にお任せします!! 

俺からは、親父も大満足。ありがとうございました。

旅の青年は、いろいろツッコミどころありすぎて、どこから聞けばいいのか。もう、わかりません。

東南アジアでは、移動する時グラブというアプリを使うと安心だと思うよ。

バリではね、道端でバイクタクシー捕まえて、ふっかけられる金額の10分の1の値段で移動出来ました。これ、マジです。

お金払っておつり返ってこないとか、強引な勧誘とか海外行くと普通にあります。

スマホ失くしたり、飛行機に乗り遅れるのは、かつ!! ですよね。よく無事に帰って来れたよ。そこは褒めてやりたい。

次回は、フィリピンへの休暇の話をシェアさせていただきます。

暖かいリゾートで、ぷかぁ~っと海に浮かんでいたかった。

スキ、フォロー、コメント、僕/私も師走でばたばた等、頂き嬉しいです。

また明日会いましょう。お元気で!!

いいなと思ったら応援しよう!

光の中を旅してた
よろしければサポートをお願いします。 頂いたエネルギーを変換して今後の活動に活かしていきます。 たくさんいただいたら、ボランティア&寄付させていただきます。