トラムより遅い僕がいた
それぞれのペースがあるよね。
時間の距離感ぐぅーっと深めてしまった。
なんにもなくて気持ちいい。
たくさんの思い出は、どうやら夜に光るらしい。
手を振り返す僕達。
のんびりした田舎の風景。
ほら、黄色くなった葉っぱの下、木漏れ日。
お日様が照らす木々の隙間にわずかな影。
僕が立っていた場所、線路の真ん中でシャッターを押したあの日の事を覚えている。
「経験」っていう、なんにも代えられないものをもうたくさん胸の中に貯めてる。
ある晴れた日の休日。
海が見たかったし、カフェも見たかった。
時間がある時にバスキングをしたり、図書館で勉強したりもしてた。
のほほんとした生活があった。
何話したっけなぁあの秋の日に。
僕達は暖かい格好をしてた。
夕暮れや街の明かりがいい具合に切なくしてくれる。
じきに雨が降る。
あっと言う間に時は経つ。
毎日がたんたんと流れていく。
季節が変われば人も変わる。
葉っぱの色が変わるように、変わらないものなんてないんだ。
月の変わり目で、俺のツキも変わってきた。
こんな日々にも終わりが来るってのはお互いわかってたんだけど。
思い出は、青い空に薄く伸びてく白い雲で、いつかは空に混ざって消えて行ってしまうものであったとしても、確かにそこにはあった。
太陽の光が水面に反射してる午後。
僕等もそこでコーヒーを飲む。
目覚めて、爽快な朝。
陽は今にも沈みそうになってる。
夕暮れのルックアウトだ。
街には明かりがつき始め、空は薄暗く、柔らかな雰囲気に街が包まれていく。
一日の幕が下りるのをこの目で見てた。
刻一刻と表情を変える空と街。
ただ夕暮れを見に、それだけのために。
山の頂から見る夕暮れ、そして、海の上から見る夕焼け。
そのどちらも素晴らしくて、息を飲むほどだ。
海の上ではボートを漕ぐ人たちが大勢いた。
その人らも、音もなく近づき、そして去っていった。
今まさに、太陽が水平線の向こうに落ちていく。
曇天の空の下、そこだけは雲がなく、くっきりと見えていた。
あなたにも見せてあげたかった。
輝く夜景を脳裏に刻み込んで忘れたくない。
日がすっかり暮れて、夜になった。
編集後記
夜明け前が一番暗いってさ、それって明けるし。
心配ないライオンだよ。
そう。ライフ・イズ・ア・パーティーとうわけで。
僕は、バーガー奢ってもらって、家まで送ってもらって感謝です。
僕から先輩にお返しというのもなんなんで、皆さんのnoteへスキをしよう。
会えないくらいがちょうどいい距離感だったりして。
僕も台風に気を付けます。皆さんもどうかご無事で。
縄文あったよね。
そんでいろいろあって令和まで繋がってる。
みんなの旅マガジン
みんなの旅マガジンにコレクトさせていただきました。
皆の思い出にアクセスするたびに、僕の思い出にもピコンきてます。
台湾いったり、イギリス行ったり。日本だったり。
島っていいよね。落ち着く。
日本語でわかりあえるのが合図。
国語も大事ですよね。noteとって勉強しときます。
ほな。お元気で。またお会いしましょう。
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