『科学的「お金」と「幸運」の引き寄せ方』
「引き寄せ」という言葉、ここ数年でよく聞くようになったと思います。
ちょっとスピリチュアルなものだと思っていませんか?
違うんです。すごく科学的なものだったのです。
科学と言っても、難しい話は出てきません。だから、ワクワクとともに話にスーっと引き込まれます。
本書は、みこちゃんのnoteを見て興味を持ちました。noteって「学び」を引き寄せる場でもありますね😊
本書の表紙に「豊かさ」というキーワードが出てきます。私は最近、「豊かさって何なんだろう?」と意識していました。
この「豊かさ」について、本書で衝撃を受けました。いや~びっくり。
一緒に学びましょう!💪
量子力学が楽しく学べる!
本書では、「量子力学」を楽しく学び、それから「引き寄せの実践」を学びます。
量子は、原子よりもめちゃ小さいものの最小単位です。
量子は、「波」と「物質(粒)」の両方の性質があり、だるまさんがころんだ状態なのです。いわゆる「観測問題」というやつですね。
なんと、人間の身体からは意識のエネルギーがバイオフォトンという光として出ていて、それが量子の時間と位置を決めるのだそうです!
「そんなわけないじゃん」と思ってしまいますが、科学なのですでに証明されています。おもしろいでしょ?
たまに「オーラが出ている人」って感じますが、「意識のエネルギー」だと考えると意外と科学的な話だったのかもしれませんね。
※他にもパラレルワールド(もはやSFではない)の話とか出てきて、これもおもしろいですよ!
意識のエネルギー
この「”意識”がものごとを確定させる」というのが、大事なところです。
つまりこういうことです。あなたが「幸せ」を意識し続ければ、周りも「幸せ」の位置と時間で確定し続けるのです。
「いやいや、そんなわけないでしょ!」
って思いますよね?実は、その気持ち(潜在的な「そんなわけないでしょ」)が本書のキモなんです。
なぜなら、このためです。
無意識も意識である
潜在意識、つまり無意識も意識のエネルギーをもっています。無意識もものごとの時間と位置を確定し続けているのです。
だから、
いくら言葉で「幸せだなぁ」と言ってみたところで、無意識のところで「そんなわけないじゃん」と強く思っていれば、そちらが勝ってしまうのです。
あなたの世界をつくっているのは、ほぼ無意識である。
と、本書でも説明されています。
「え?じゃあどうすることもできないの?」
と心配になりますが、安心してください。
「無意識のコントロール」と「意識的な選択」
「無意識が世界をつくっている」のであれば、無意識をコントロールしてしまえばいいのです。
だいたいこんな流れです。
①まずは「自分にとっての幸せとは何か?」を問う
本書では、「本当の自分を生きていると実感すること」と書かれています。
でも、時間をつくって自分に問い、自分なりの答えを出すことが大事だと思います。あなたにとっての「幸せ」は何ですか?
②日々の当たり前の中にある「幸せ」に気づき、身体で感じる
ぶっちゃけ「生きているだけで幸せ」ですよね。そういう当たり前の中にある幸せを感じましょう。
幸せを感じれば、周りも幸せの位置と時間で確定し続けるのでしたよね。
そうなんです。「欠乏」や「不足」を感じる必要はなく、「すでに豊かさを持っている」ことを感じることが大事だったのです。
③「幸せの判断基準」をつくり、近づく・拡大する方を選択する
ついつい「流されて」だとか、「仕方なく」だとか、「損しない方」だとかでものごとを選択してしまいがちですよね。
そうではなく、「自分が幸せになる方」を選択してみませんか?本心や潜在意識は目に出るそうですよ!それを選んだとき、幸せの目になりますか?
あと、
「自分の幸せ」「気がついた幸せ」「選択したこと」を記録するとさらに意識のエネルギーが強くなると感じます。
本書では、自己暗示的な「思い込み」は無意識のコントロールとしては否定的ですが、個人的には「思い込みの力」って有効だと思っています。
※かなりざっくりの説明なので、詳細は本書を参照してください。
「学び」への応用
学びにも応用できます。
「興味」や「面白さ」の前提の意識があることで成長度合いが違う。感覚的には理解できますが、量子力学的にも正しいことだったのですね。
実践のための関連本
本で学んでいると、いろんな本がパズルのようにつながって見えるようになります。これは読書の楽しみの一つではないでしょうか。
①『ゴミ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも♪』
執着の根底には、無意識の「欠乏」や「不足」があります。これらを感じていると量子状態が確定し、さらに「欠乏」や「不足」を引き寄せます。
これら無意識の「欠乏」や「不足」を取り除くのに最適な習慣が「ゴミ拾い」なんです。「ゴミ拾い」という形から入ってもいいんです。
②『モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語』
スティーブ・ジョブズのこんな言葉が紹介されていました。
お金は取り戻せるけど、時間を取り戻すことはできません。
本書にはさらに、「人生最大の心配ごとは”機会損失”である」とも書かれています。
知らない間に時間どろぼうから時間を奪われ、「本当にやりたいこと」や「挑戦」から遠ざかっていませんか?
③『ソース あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。』
私たちが幸せを感じるためだと思い込んでやっていたことは、実は順番が逆だったのです。「外→内」ではなく「内→外」なんです。
ワクワクからはじめてみませんか?
まとめ
すでに豊かだった
豊かさを求めて「欠乏」や「不足」を感じるのではなく、すでにある豊かさを身体で感じることがさらなる豊かさを引き寄せるのです。
逆だったのですね。びっくりです。
本書で書かれている言葉の多くは、「よく聞く言葉」だと思います。だけど、それを量子力学の視点で説明しているのがおもしろかったです。
いや~、読みやすいとはいえ、めちゃくちゃメモもした濃い内容だったので、おもしろさが伝わったでしょうか?
本日の学びはここまで。また来てください。👋
読書期間 2023/02/03-2023/02/16
初版発行 2019/04/01
<購入はこちらからどうぞ(楽天アフィリエイト)>
<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。