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『山田昭男の仕事も人生も面白くなる 働き方バイブル』
仕事も人生も面白く・・・
理想ですよね。それを実践されたのが著者の山田昭男さんです。
山田さんは、未来工業株式会社の創業者で、このあと紹介するすごく特徴のある会社経営で有名になられたそうです。
「楽しく働くこと」をもっと本気で考えたほうがいい。と、山田さんは言います。
たしかに、「楽しく働きたい!」と「思う」ことはあっても、「本気で考えた」ことはなかったかもしれない、と反省しました。
どうしたら仕事も人生もおもしくなるのか?
一緒に学びましょう!💪
未来工業ってどんな会社?
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※本書記載の内容であり、現在がどうかは調べていません。
会社の特徴が本書に書かれています。
・就労時間 7時間15分
・残業禁止
・休日140日 ※日本での平均は120日
・終身雇用、年功序列
・全員正社員
・70歳定年
・売上目標なし
・営業ノルマなし
・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)なし
・成果主義なし
「いまどき」と「古くさい」と「ほんとに?」のごちゃ混ぜ感がすごい!
「ホウレンソウなし」なんて、「いやいや、そんなんで仕事にならないでしょ?」と思いますよね。でも、うまくいってるんです。
これだけ見ると不思議ですよね。うまくいく理由のすべてはここでは語りませんが、本書に書かれていますよ。
失敗は100回したっていい
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著者の山田さんは「失敗はどんどんしろ」と言うタイプの人です。でも、「やってはいけない失敗」もあります。なんでしょうか?
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とにかくやってみる
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「とにかくやってみる」。そんな雰囲気のある職場をつくる。これはやはり管理職以上の人たちの役目なのかなぁと感じます。
その雰囲気さえあれば、あとは「やる」だけです。
未来工業の場合はさらに、「ダメなら元に戻せばいい」という雰囲気もあるそうです。いいですね。
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「常識」の「反対」の「賛成」なのだ
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何ごとにもいちいち疑ってかかることが、考える力を磨く。
特に「常識こそ疑ったほうがいい」そうです。みなさんの職場でも、「いやそれ、おかしいでしょ!」と思うローカル常識がありませんか?
就職・転職・異動のときは、「おかしな常識」に気がつき、改善するチャンスなのです。だから、「常にシロウト目線」が大事なのです。
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オモシロ体験を積み重ねろ!
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これ、自分に言い聞かせたいところなんです。
「どうやったら柔軟で大胆な"発想力"が身につくのか?」
アイデア出しを苦手とする私の悩みでもあったのですが、ちょうど本書にこの話題がありました。これに対し山田さんは、
「他人が聞いたらビックリするような、他人の興味を引きつける体験を、まず自分がやってみる。それを積み重ねることだ」
と言っていました。私は圧倒的経験値不足だったのですね。
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会社の若い子で、「発想力あるなぁ」と思う人は、海外によく行ったり、スカイダイビングをやっていたり、実際にオモシロ体験をしています。
なるほどなぁ、と。いや~、出不精なもんで、近所をブラブラしているだけではダメですね…
肩書なんてただのニックネーム
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「役職は、人間の身分の上下をあらわすものではない」
と、山田さんも言っています。…ですよね!
自分が上に上がれないもんだから同調している部分もあります💦
人間性の高い人が上に上がっているのもたしかですからね。(そうじゃない人も混ざっているのが問題ですが…)
先に高めるべきは人間性、そう考えて自分を磨いていきます✨
「キラー趣味」をつくる
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この話題、「社交力を磨く」話の中で出てきます。誰にも負けないキラー趣味の話ができれば、いろんな場で盛り上がれますからね。私の場合、
趣味は「学び」です!
…なんだか、いまいちですよね💦
相手から「そ、そうなんですね」って微妙な反応をされそうです(笑)
ただ、「noteで学びのアウトプットを3年続けています」とか「○○の資格をとりました」とか具体的に言えればちょっとはマシになりますかね。
私のベースは「学び」なので、どんな人でもあっと驚いてくれるキラー趣味となれるよう、ますます学びを深めたいなと思いました。
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まとめ
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『とにかく仕組み化』を読んだときも感じたことですが、「トップが変えなきゃどうにもならんな」と思うところがちょいちょいありました。
「やってみる」と言ったって、「やれる雰囲気じゃない」こともあるし「失敗は許されない」こともあります。でも、考え方は学べます。
「常に考える」
「試行錯誤する」
「逆をいく」
いまの環境でできることを積み重ねる。結局はそれに尽きるのかもしれませんね。
本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋
読書期間 2023/09/24-2023/09/29
初版発行 2015/07/09
<本書はオヤジ店長さんのnoteで知りました。ありがとうございます😊>
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