『こうやって、考える。』
表紙がかわいい😊
『思考の整理学』で有名な外山滋比古先生の本です。ちなみに、『思考の整理学』は積読になっています💦
・・・って、以前も同じこと書いた気がする!
<以前アウトプットした外山先生の本>
本書は、外山先生の21冊の本の中から「発想力や思考力を磨くヒント」となる短い言葉たちを集めた本になります。つまり、外山先生の入門書ですね。
各言葉には引用元が書かれているので、この本を入口にして、元の本を読みたくなる仕掛けになっています。いいですね!
一緒に学びましょう!💪
時間のこと
「朝は脳のゴールデンタイム」なんて言いますよね。外山先生も、時間を金属で表現していました。
食後が「鉛」なのはなっとくです(笑)
おや? 22時以降は金属どころか「石」になっちゃいますね。
なんて話がおもしろかったです。私も22時ごろには寝てます😊
忘れること、思考すること
「忘れる」ことについては多くの言葉がありました。
「忘却を味方につける」ことが大事なんだなぁと感じました。
「いやいや、いちいち忘れなくても知識は増やせるでしょ?」
という指摘がありそうです。
先生は「知識の量に反比例して、思考力は低下する」と言っています。知識か思考力か、どちらが大事かは個人の自由ですね。
「捨てる知識を選ぶ」ことも大事だと話されていました。
「自分のためにならない情報源には触れない」ことも、捨てる知識を選んでいることになると思います。
忘れることについては、「書くと、あっさり忘れることができる」という話がありました。
これは、noteで実感しています。
私も読んだ本の内容をいちいち覚えているわけではありません。noteにアウトプットすることで安心して忘れることができています😊
記憶と関連して、「人間の頭は、倉庫ではなく工場であるべき」という話もありました。蓄えるだけでなく、創りだせる人間でありたいですね。
最近、「哲学って大事だよなぁ」と思っていたのですが、外山先生はさらに先を行っていました。
「なに?」「なぜ?」を問うだけではいけない。未知を考えるのだ、と。
本のこと
「くり返し読む本は2~3冊あれば充分だ」と先生は言っています。
私はまだ、本をくり返し読むことはなく、次々と新しい本を読んでばかりいるのですが、人生でこのような本を見つけられたらいいなと思っています。
「くり返し読むことで、だんだんとよいところが姿をあわらす本を読むとよい」とおっしゃっています。まさにそういう本に出会いたいですね。
本の読み方については、
と、本は「思考」「行動」のきっかけにするのがよいという話でした。本は「よりよく生きる」ことや「イノベーション」につながります。
私は、本を読みっぱなしにせず、まさにこのnoteのようにアウトプットをしています。
ですが、アウトプットしっぱなしであまり「思考」「行動」にむすびついてはいません。本から得るものをもう一歩進めたいです。
人生のこと
「人生を二毛作する」という話があります。
「後半(2作目)は定年後だなぁ」と思われているかたは多いでしょう。ですが、
「定年が折り返し地点なのは、遅いのでは?」と、先生は問いかけます。また、「前半と後半は独立しているのが望ましい」とも言われています。
私もそのように考えていて、45歳…遅くてもその数年以内には後半としての人生に切り替えていきたいと考えています。
なんなら「三毛作、四毛作もおもしろい」かもしれません。
さらに、「人生において余生などというものがあってはならない」ともおっしゃっていました。
この辺の人生観は、大変共感することが多かったのですが、みなさんはどう感じますでしょうか。
次の本へ
冒頭でも説明したとおり、各言葉はその引用元の本が何かわかるようになっています。私はほぼタイトルで選びましたが、以下の本を読んでみます。
まとめ
外山先生の入門書として、21冊の本から厳選された短い言葉たちが掲載されています。
すでに読んだ本と重複している内容は多かったものの、やっぱり他の本も読んでみようと思うにいたりました。完全にやられましたね(笑)
特に「人生観」については共感することが多く、次に読もうと感じた本も思考系ではなく人生系にかたよりました。
たくさん本を出されている方のこの手のまとめ本は、入門書としてとてもいいなぁと感じました。
本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋
チェーンナーさんに記事を紹介いただきました。ありがとうございます😊
きしゃこく先生にも紹介いただきました。ありがとうございます😊
読書期間 2024/02/05-2024/02/08
初版発行 2017/09/01
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<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>