『頭のいい人が話す前に考えていること』
頭のいい人に憧れます。タイトル見て即購入した本です(笑)
頭のいい人って、なんだかオーラが違うんですよね。そう感じません?
本書にでてくる話ですが、私もついつい子どもに言ってしまいます。
「ちゃんと考えて!」
でも、「ちゃんと考える」ってどういうことでしょう?
本書では、この
「ちゃんと考える」とは?
「ちゃんと聞く」とは?
を学びます。知識を得るだけではなく、「できるようになる」のが本書の狙いです。
そうなんです。「ちゃんと考える」「ちゃんと聞く」ができる人が頭がいい人なんですね。
一緒に学びましょう!💪
「量」か「質」か問題
思考は「質」が大事です。
本書では、頭のよさを2種類に分けています。
①学校的知性
②社会的知性
なんとなく、言葉だけでもイメージができますでしょうか。
①学校的知性は、数値で測れるものです。IQ、偏差値、記憶力、学力、などですね。「ひとりで完結する力」とも表現されていました。
②社会的知性は、数値で測れないものです。他者の思考を読み、信頼を得て、他者を動かす能力だと説明されています。
では、「頭のいい人」はどちらの知性が高い人でしょうか?
みなさんの記憶の中にある「頭のいい人」を思い浮かべてみてください。たしかにそうかも!と思いませんか?
「伝わらない」ときにどう考えるか?
なかなか「考え」や「思い」が伝わらないときって、ありますよね。
そういうとき、どうしますか?
「話か方が悪いのかなぁ」「話し方のテクニックがないのかなぁ」と思われる人も多いと思います。
が、頭のいい人は、話し方ではなく
「考えが浅かった」
と考えるそうです。話す以前の問題だということですね。
頭のいい人は「賢いふり」はしない!
頭のいい人は「賢いふり」なんてしないというのは、なんとなく想像できるのではないでしょうか?
では、頭のいい人はどんなふりをすると思いますか?
なんと、
(知っていても)知らないふりができる
のです。知らないのではなく、知っていても知らないふりをするのです。
みなさんにも経験がありませんか?自分が好きで、相手が知らないことだと「よろこんで」話してしまいますよね!
でも、相手が頭のいい人なら、知らないふりをしているだけかもしれませんよ?(笑)
実践的思考法を学ぶ
本書では、「頭のいい人」とはどんな人かを知ったうえで、じゃあどうしたらその頭のいい人になれるのか?の実践的思考法を学びます。
客観視、傾聴、質問(力)、・・・よく聞く言葉ではないでしょうか。
これらの思考法として紹介されている内容をほんの少しだけ紹介します。
①「客観視」の思考法の実践
相手が受けとる言葉の意味を想像し、齟齬がでないように話しましょう。
②「整理」の思考法の実践
「自分がしたい話」ではなく、「相手が聞きたい話」をしましょう。相手が聞きたい話が結論、なのです。
また、「事実」と「意見」は分けて話しましょう。これ、ごっちゃになって話されている人は多いですよね。私もなんですが💦
③「傾聴」の思考法の実践
相手の話を聞くときに私もやりがちなのですが、
「自分の言いたいことを考えながら話を聞く」のはダメ!
です。まずは相手の言いたいことをちゃんと聞くことが大事です。考えるのはその後です。
⑤「言語化」の思考法の実践
電話で連絡するか/メールで連絡するか問題ってありますよね。
本書は断然メールがよいとしています。なぜでしょうか?
電話で連絡すると、相手は「作業を中断」したうえで、考えて言語化するコストを多く払うことになってしまいます。
さらに、電話対応をしたあとに作業に戻ろうとすると「あれ?何してたんだっけ?」となりませんか?(笑)。これ結構時間のロスなんですよね。
まとめ
本書の結論として、頭のいい人がやっている
ちゃんと考える = 人を動かすアウトプットを生み出すこと
ということが書かれていました。私も「人を動かすアウトプット」は目指したいところです!
人を動かすには、思考の質→言語化の質→アウトプットの質→人の心を動かす→人を動かす、とステップアップする必要があります。
アウトプットしなければ、人を動かすことはできません。
思考の質を高めることや、アウトプットの場・仕組みを考えても「noteは最適だな!」と改めて感じました😊
本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋
読書期間 2023/06/26-2023/07/02
初版発行 2023/04/18
<購入はこちらからどうぞ(楽天アフィリエイト)>
<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>