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【胃がんサバイバー日記】オンラインシンポジウム

オンラインシンポジウム

オンラインシンポジウムの開催を教えてもらったので、申し込みして参加させてもらった。

タイトルは「これからのがん医療とケアvol.2
~自分らしく生きる:治療と生活の両立~」
テーマは「がんと就労」約2時間の開催。

第一部はお二人の登壇者の方の講演。
今までもセミナーなどに、幾つか参加させてもらったが、正直参考になると感じたものは少なかったので期待していなかったが、いい意味で期待を裏切られた。

登壇者の講演は「がん」という病気との関係が始まってから、経験したこと苦労したこと、それを活かして今の活動(ここだけは登壇者の自己宣伝に感じた部分があった)の発表

その方達の話を聞いて、これはよかった!や興味深いと感じたことをシェアできたらと思う。動画や撮影は禁止とのことだったので写真などはない、あくまで個人の感想である。

苦労したこと、悲しかったこと

「病気」というレッテルが「自分らしい人生を生きる」上でのハードルになっている。
例:あの人は"がんだから"と色眼鏡で見られる事や"がん患者"というで見られ個人ではなくなる。

俺も鬱やがんを経験し、腫れ物に触るような感じで、近寄り難いと思われてるのかな?と肌感覚で気になったことがあるので、とても共感した。


病気になってから工夫したこと

登壇者の方の経験として、病気を仕事に置き換えて工夫した事がとてもいいなと思った。

課題としての「がん」があり、職場で協業して乗り越えるには?と考え、問題点、できることできない事困っている事を"可視化する必要がある"と自身の状態をポートフォリオとして図示すると言うもの。

"がん"は人生の真ん中に存在しがちではあるが、人生の柱ではなく一つのアイデンティティなだけ、それが全てではなく、父親や母親などの側面、趣味や得意不得意、夢などは病気になる前と何ら変わらない。それを伝えるための手段としてとてもいいと思った。

見る人の立場に立ち、"相手がわからない事"を極力少なくできる様にする。"わからない"がなくなれば理解が進みコミュニケーションエラーが減るので、スムーズに解決へと向かいやすい。理解協力してもらえるかは、あくまで別。

治療に関して特有のことがあったとしても、「がんだから」で、特別なことは少なく、何かしらの治療をしている方と大きな変化はない。
がん=死のイメージが先行している可能性がある。それを払拭できる手段だと感じた。


ポートフォリオ作ってみた


治療をする上であるといいもの

「当たり前の生活を与えてくれる存在」がいることが、ハードルを乗り越える手助けになる。

自分がストレスを感じていることを感じ取る、それを取り除く。
ジャマイカ人になる→じゃ、まいっか♪

オフラインの双方向コミュニケーション
医療者から聞かれるのを待つのではなく、医療者の対応しやすい環境を提供すると共にこちらの意見を伝える。

がん患者という「群」として見られるのが寂しい様に医療従事者という「群」ではなく「名前」で呼ぶことで「個」と「個」のつながりで話す努力をする

これが正解はない、その時の正解はある

やった自分を褒めることと共に、やらなかった自分を褒める事も大切。"したくないことを無理してしない"

闇から遠ざかる努力をする,

声を上げなければ始まらない.それは愚痴でも弱みでもいい。但し、相手やタイミングは見極めて。

一つでも多くの手段を参考にして、孤独感から安心感へ方向転換できるといいなと感じた。


第二部はパネルディスカッション

さまざまな事前募集した質問へ答えられていた。質問は多岐に渡り要約してそれに対してのアドバイス。

がんと就労とのことだが、そもそも働かなければならないのか?
会社員でフルタイムが、ベースになっているが雇用主や、非正規社員パートタイマーなど支援してもらえる手段はないのか? などなど...

全体を通して言えるのは、自分を含めて

不安感を安心感にするには?

それに終始していると感じた。

個人の感想としては、過去や現在のことに囚われすぎず、今のことに焦点を当てる。
「今を生きる」が大切なのかな、と。

これを読んで、何かしらの不具合を治療されてる方、またその家族やパートナーなど誰かの安心感につながることを祈ります。

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hiro
頂いたサポートは、治療費や栄養補給に 当てさせていただきます。