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マニュアルに対する考え方

あるエンジニアの方と会話している中で、「こういう想定外の案件ほど、過去の経験値が・・・」というフレーズがありました。

そして今回、私はこの案件に関わったことで引き出しが1つ増えたのかなと思いますが、未来の自分にとっては、これも過去の経験値になるのかなと思います。

How toとして、その内容をマニュアルに落とし込むことは可能ですが、ドキュメントである以上、その裏側であったり、そこに辿り着けなかった自分自身の対応などなど、周辺情報は一切含まれません。

時々、マニュアルがあれば誰にでも対応できるようになる・・・と宣う方々がいらっしゃいますが、そのマニュアルを見る必要があると判断するに至るまでのプロセスのことを忘れてませんか?と言いたくなります(苦笑)

学校で例えるなら、教員が「読めばわかりますよね」と言って、授業をしないような感じですが、組織において、教育を蔑ろにしている方々は同じような思考回路なんだろうな・・・と思います。

以前も書いたかもしれませんが、マニュアルで事足りる仕事はワーカーレベルの仕事であり、極論ですがそこに思考は必要ないのでアルバイトでもOKなんですがね・・・。

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