エンジニアの育成で・・・
あるエンジニアの方とのやりとりの中で、「エンジニアを育成する人は、やりがいや成功体験・失敗談などを持っている人がいい。」とか、「エンジニアたるもの、資格取得ばかりではね・・・」などなど、ごもっともな話ばかり。
特に初学者の場合、難しい・・・というハードルを越えていくためには「出来た!」という達成感も必要だけど、その先にある未来(将来)に対する『ワクワク感』や、時には現実・・・という『厳しさ』なども必要。
ワクワク感や厳しさが不要だとするなら、単純にコードを書くだけ・・・の作業に終始することになるので、動画学習コンテンツでもいいし、書籍でもOK。中には学びたいと思って集まった人たちでグループ形成して、自分たちで学ぶ・・・というスクールも存在しているぐらいなので、そうなると指導者はいらないよね・・・ってことにも(苦笑)
でも、実際のところは、コードを書くにしても何にしても、いわゆる技術系のレクチャにおいて、テキストや市販書籍のとおり・・・というスタイルが大勢を占めている。で、この手のスタンスの場合、「身につける側が頑張ればいい話なので基礎的な部分であれば問題ない」みたいな見解だったりするのがタチが悪い。特にWeb系やゲームエンジン系は誰でも簡単にレクチャする側になれる・・・みたいな風潮があるのも事実で、まさに「レクチャごっこ」だし、パチモン教育(苦笑)
おそらく、そのエンジニアの方は、こういう風潮(育成方法)に辟易としていて、新たな人材や手法を模索されているのかな・・・と思ったりも。
個人的には、こういう感覚で小学校などの低年齢層向けプログラミング教育が行われてしまうと、いよいよオシマイDeathかな・・・という危機感があるかな(苦笑)