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プレゼン資料の指導で・・・
プレゼン資料の作成について、未だにパワポの使い方に終始する内容だったり、そもそも学生に見せているものが「う〜ん・・・」というものが意外に多いです。
ハンズアウト用の資料というか、補足資料のようなテイストのものが多く、ややもすると、スライドをそのまま読んでる・・・という感じになりがちな印象。
教員の場合、教材としてパワポを利用することが多く、どうしてもプレゼン資料とは乖離のある使い方になりがちなので致し方ないとは思いますが、このご時世、いろんなところで公開されている資料に、ざっと目を通しておくだけでも違うのかなと思います。
以前、途中から受け持ったクラスでも、1スライド中の情報量が多すぎたり、メリハリのない感じ(見てる側が退屈になる)の内容になっていたので、そのあたりのテコ入れを兼ねて、社会人と学生が同じ土俵で競うコンテストに、クラスの学生を出させたことがありました。
なぜそうしたのか?
私がどうこう言うより、企業人がどうジャッジするのか?を肌で体感させ、数ヶ月後に社会に出て行く上で必要なコトをクラス全体で共有させたい・・・という理由、ただそれだけでした。
で、最終選考の前、「話す内容はそのままでいいので、本番はコレで勝負しようね」と、1次審査で提出したドキュメントから、ビジュアル面を強化した勝負用スライドを渡しました。
こちらが想定していた評価をいただくことができ、「こうすれば通用するのかも・・・」という感覚を持ち帰らせることができたので、彼らにそれをクラス内にフィードバックしてもらっての横展開を敢行。
コードを書くスキルは致し方ないとしても、ビジネスで通用しそうなニオイのするプレゼン資料が作れないというのは致命的なので、全員にその下地を持って卒業してもらえたら・・・という思いはありましたね。
社会に出る前に、どうやって企業と絡んでいくか・・・は、教育現場(特に高等教育機関)がしっかりと考えてあげるないと、ダメではないかなと思っています。