罪悪感をしんどいと思い過ぎないために

こんにちは。
hiro57です。
今日は何か良いことありましたか？

私は娘と期日前投票に行ってきました。
会場になっている市役所が
新しくなったばかりだったので
見学も兼ねて、とちょっとお楽しみ感覚で行きました。

綺麗な建物で何だか気分が良くて
帰りには投票のご褒美に
広場のキッチンカーでお弁当を買ってきました。

選挙で投票することはとても意味のあること。
例えば、
令和3年10月の衆院選の投票率が55.93%。
投票しなかった人が4割を超えました。

その4割の人が投票したらこの国はきっと変わります。
「自分の一票なんて意味ない」という人が
何十人、何百人、何千人と投票したら…
意味がないわけないのです。

そして何より
投票しないで文句を言うわけにはいきません。
それこそ恥ずかしい話です。

「自分には関係ない」と関心を持たない間に
気付いたら身のまわりの色々なことが勝手に制限されたり
戦争に巻き込まれたりなんて恐ろしいこともあり得ます。

世界には投票することすらできない人たちや
投票する際に見張られたり
投票結果が勝手に書き換えられたり
そんな国だってありますよね。

自分たちの意思で一票を投じることができるのは
とても大事なことだと思うのです。


私のこれから、それ以上に娘のこれからが
少しでも生きやすくなるようにと
思いを込めて一票を投じてきました。

さて、
今日は罪悪感についてのお話。

母と別で暮らし始めた頃
広い家に一人残して来た罪悪感や
まだ自分が働けないことで
母に迷惑を掛けていることへの罪悪感で

毎日毎日
とてもしんどい思いをしていました。

朝起きて、
母は今日も早くから
家の中を隅から隅まで掃除しているのだろう、とか
夜には
テレビを見ながら一人でご飯は寂しいだろう、とか

一日の間に何度も何度も
一人でいる母の姿を想像して
ごめんなさい、ごめんなさいと
罪悪感に圧し潰されそうな日々でした。

そんなある日
Facebookで見つけた誰かの投稿で

「罪悪感はその人のことを愛しく思うからこその感情
　大切に思うからこそ抱いてしまう感情だから悪ではない」

という話を目にした時に
苦しかった胸の奥の詰まりが取れて
気持ちがラクになりました。

私が母を愛しく思うって
ちょっと歯がゆいのですが
「大切」なのは確かにそうなのでしょう。

かといって、別居したのは母との暮らしがしんどかったから。
でもそれは「母が嫌い」とかではないのです。

嫌いな訳じゃない
だけど一緒にいたくない

この気持ちをどうにも処理できず
誰にも話せず、分かってもらえるとも思えず
思い切って距離を置く選択をしてしまったことが
私にとっての「罪悪感」の元になっていると思っていました。

だから「ごめんなさい」と思っていたのですが…

それでもやっぱり「大切」なのでしょう。
だから心の中でいつも謝っていたと…

大切だからこそ感じてしまう罪悪感。
それって自然なことなのかも。

そう気付いたから胸のつかえが取れたのかなと思います。

うん、「罪悪感」って色々な時に感じるのであって

誰かを傷付けたり、嘘を吐いたり
大事な人と喧嘩したり、泣かせてしまったり
時には自分だけが幸せに暮らしているとか
助けたかったのに助けられなかったとか

でも
相手に対して何の感情もなければ
「罪悪感」なんて抱くことはありませんよね。

もちろん、そんなに簡単に片付けられない時もあります。
ただ「罪悪感」というと重いイメージですが、
「申し訳ない」と思う気持ちなんて誰にでもあるし
「ごめんなさい」って言葉にできない時もきっとある。

「申し訳ない」「ごめんなさい」
伝えたい気持ちが強い相手ほど
実はとても大切に思っているんだろうなぁ…

ぐらいな感じで受け止めると
少しでも気持ちが軽くなるかな…
そんな風に「罪悪感」の受け止め方が変わりました^^