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本当の自己分析

はじめましてここあんといいます

私は現在空間デザイン(建築)を学ぶ大学院2年生で、来年の4月入社に向けて就職活動中です

前回の記事を見てくれた方は、「あれ?決まったはずでは?」となると思います

暖かいコメントも頂戴していた手前、非常に残念なのですが、色々あって内定を辞退することとなりました

辞退する理由となった”色々”について詳細は控えるのですが、簡単に言うと「ワンマン社長の社内ルール」を知り、家族全会一致でやめとこうとなりました

内定辞退が受理された直後は、良い選択ができた!と前向きな気持ちでしたが、次の日から、「これからどうしよう」の嵐で、心の波がそれはそれは吹き荒れました。。。

だって内定を辞退するその日の朝までは、その会社に入らないなんて夢にも思わなかったのだから…!!

内定承諾書をはじめ各種書類の準備をし、学校の教授や進学支援のスタッフ、内定アンケートを済ませた後でした

ものすごい音を立てて運命が変わっていく感覚がしました

ただ、2週間経った今
やはり良い運命って導かれるようにできているんだな(?)と思いました

というのも

美術大学でずっと空間デザインを学んできた私

根底には「デザイン楽しい!」という思いがあったから頑張りながらここまで来ているはずなのに

就職活動をする中で、自分のデザインに対する気持ちや熱意に自信をなくしていました

さらに疲れからか、クリエイティブな物事とは真逆の”答えのある仕事”を羨ましく思っていました

クリエイティブ職は成果物の形に答えがないという仕事のため、会社によらず業界全体の労働時間が長くなりがちなのです

クリエイティブ職以外の仕事が全部そうとは思いませんが、数値データをまとめたり、法規の確認をしたり

そういう仕事は、慣れによって早くこなせれば残業とかあまりないのかなと考え、元内定先を選びました

とっても安直ですが、そのときはとても真剣に決めたことでした

面接官が私の作品集を見ながら「こんな才能あるのにうちじゃ全く活かせないけど、本当にいいの?」と言われたときも「はい!!大丈夫です!!」と答えていました

しかし、その会社に行かないことが決定したとき、「クリエイティブじゃない会社に行かなくていいんだ…」と初めて自分の本音に気が付きました

あれ、あんなにクリエイティブ職を避けてたのに

やっぱり私はデザインをやりたいんだ

本当の気持ちに気付いた今、就職活動中に行っていた自己分析とやらは全く機能してなかったことを思い知らされました

とはいえ、自分の気持ちに気付いてからも2週間は「…ほんとに?デザインやっていける私…?頑張れる…?情熱ある……?」と問いかけ問いかけ問いかけて

ときには「やっぱり無理かも…」となりつつ、でもいつも最終的にはデザインやりたいといきつきました

大学含めずーっとデザインと共にいると、自分がデザインを好きなのかわからなくなっていましたが

ポッと浮かび上がってきた自分の本音と

「進路を変更せず変わらず続けて頑張ってきたという事実が、裏を返せばその道が好きで合っているということですよ」ととあるアドバイザーに言われたことで

本当に進みたい道が確信に変わりました

自信はないけど!!


あと、この2週間うじうじ悩んでる時、良い本に出会いました!

それは「不安に負けない気持ちの整理術」という本

まさに私に必要な本でした

将来の不安や周りの目など、とっても身近なトピックに対する考え方がたくさん載っていて、本を読み終えたときは自分の中に残る不安との付き合い方が上手になりました

そして良い言葉を覚えました!
それは、

案ずるより産むが易し

不安だな出来るかなとあれこれ考えるより、やってみちゃえば以外とすんなり行くかもよ?
という、なんで素敵なマインド!と思わされる言葉です

本当の自己分析(?)の結果を受けて、これからデザインのクリエイティブ職に就くために準備をしていきます

就職をしやすい時期や期間に対して不安はありますが、過去は戻らないししょうがない!むしろ一番良い運命に導かれてるんだと、思うことで穏やかに頑張れそうです

また行き詰まったり、未来が大きく変わったりしたらその時はその時!

未来って本当に分からないものですね

だからこそ、よく聞く「今できることをやってみる」という言葉を、身をもって実感しました

1ミリずつかもしれないけど、頑張りながら休みながら確実に前に進んでる

こんな日々を楽しく生きたいと思います!


案ずるより産むが易し😌

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