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逆境の時にチャンスは芽生える(菜根譚)

こんばんは。
読書の秋ですね📚

菜根譚の言葉は、原文の形が美しく、そして、対句となっていることが非常に多いです。読めないのですが、ご紹介します。

(今日の言葉)

恩裡由来生害。故快意時、須早回頭。
敗後或反成功。故払心処、莫便放手。

(書き下し文)

恩裡おんりに由来害を生ず。 故に快意の時は、すべからく早く頭を回らすべし。
敗後に或いは反って攻を成す。 故に払心の処は、便たやすく手を放つなかれ。

(意味)

失敗や逆境は、うまくいっている時に芽生え始める。だから順調な時にこそ頭を早く回転させておくべきである。
成功は、負けている時に始まるものだ。だからうまくいかない時でも投げやりにならないことだ。

こちらに紹介する本で野村監督が紹介していた言葉になります。
勝負師野村監督が選びそうな言葉ですね。

順調・不調の波


 仕事の順調・不調は自分のメンタリティや体のコンディションも影響を与えることはありますが、周囲の環境に大きく依存します。また、無理難題も外部からやってくるものです。

 このように波が激しい時に、その波に流されるがままに心までアップダウンしていると、落差が大きく大変な思いをすることになります。

環境に左右されず一定の精神レベルを保つこと


 常に同じ精神レベルをキープし、周辺環境の変化で順調な時も浮かれず次の降下に備えておく、そして、波が下がった時には上昇のチャンスと捉え、これも落ち込むことなくしたたかに飛躍の準備をしておく。

ではまた!

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