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フォレスト出版編集部の寺崎です。 編集部が運営しているフォレスト出版チャンネルという公式Voicyチャンネルがあるのですが、そこでたまーにやっているのが【出版の裏側】という回。 マニアックな内容なので視聴回数はあまり伸びないものの、ダッシュボードのデータをみるとしっかり最後まで聴いてもらえてる率が高く、どうやらマニアックな話を好む、濃い嗜好のリスナーさんがいらっしゃることが伺えます。 そんななか「今度はどんなテーマでやろうか?」と相談して出てきたのが「編集者がこだわる紙
毎日講義をしていると、受講生の日々の変化や進化が手に取るように見えてくる。時には、本人のジレンマや苛立ちであったり、発見の喜び笑顔であったり、新しいものへの好奇心であったりと、瞬間の表情なり言葉のトーンが全てを物語っている。 或る日のことだった。受講生のZOOMに映る目や角度、体勢が変わっていた。一人の姿が大きく、前のめりしているかのように画面に入り込んでいる。それまでやや距離のあるスタンスに見えていたが、ようやく気心が知れてきたのだろうか。 いや、自分の立ち位置や
40代に入り、これから必要なスキルの一つが嫉妬のマネジメントだと直感しています。日本社会に生きている場合は特にですが、他者の嫉妬から免れることはできませんし、また自分自身の嫉妬の感情をうまく扱えなければ身を滅ぼします。 振り返れば私の人生で初めて強く嫉妬を覚えたのは高校生の時でした。自分より優れた才能を持った後輩が同じ学校の陸上部に入ってきて、追い抜かされました。この時のなんともいえない感情は今でも覚えています。他人が彼を褒めるときに例えば「確かにすごいね。でも、実はこんな