日本人の私が「死ぬまで使わない日本語」はどのくらいあるのか?
中高生のときの、知ったばかりの難しい言葉を使ってみたくなる感覚、わかりますでしょうか。
「ごめん、オレのなかの羞恥心と虚栄心が……」
「きっとそれは、キミに最初に訪れた人生の隘路だよ」
「そうか、結局、死に至る病だったんだな」
「今、彼女とはヤマアラシのジレンマになってるんだ」
みたいに使うわけです。本当に賢い子が言うのであれば違和感はないのですが、そうじゃない子が使うと背伸びしているのが見え見えで、共感性羞恥を覚えます。
しかし、よくよく考えると、それって別に悪いことじゃな