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おじさんの世界から引っ越そう。

最近、僕は今の日本社会をざっくりと「おじさんの世界」と呼んでいるのだけど、正しくは「じいちゃんたちが働き時にイケイケでつくった古い世界の上で、本当はバブル世代がそれを壊して変化させなきゃいけなかったのに、じいちゃんたちにゴマするだけで今もまだバブル気分で軽薄なことして金儲けしてる奴が威張ってる世界」が「おじさんの世界」の定義です。

おばさんがそこに入ってないのは、女性は常におじいちゃんやおじさんのわがままを許してきたというか、言いくるめられてきた人が多いので、ざっくり「大体において男子が悪く、女子は悪くなかった」って思ってます。

で、問題は「おじさんの世界に慣れなければ…」と思っている子ども、そして子どもたちのパパママたち。ここね、これに該当する方、よかったら聞いてください!

おじさんの世界はろくなものではありませんから、あれが10年先にも続いているとは思わない方がいいですよ。あの世界に自分たちを合わせていくのは、人生上、精神衛生上、ものすごく大きなリスクだと思います。

多感な時期に、嫌なことを無理矢理やらせる学校に何年も通い続けて、「そんなことじゃ社会でやっていけないぞ」なんて言われちゃうとしたら、それはハラスメント以外の何なのでしょう。「そんなおじさんたちの世界でやっていきなくないわ」と思って当然です。だったら不登校でも仕方ないじゃない。

パパママは、これからの世の中がどうなるか分からないからこそ、「せめてちゃんとした学校に、会社に」と思うかもしれないけど、「これからどうなるのかわからない」のは、「おじさんの世界が崩壊するだろう」っていうことなのですから、その「せめてどうこうしておかないと」は、これから崩壊する建物の中に自分の子を向かわせるようなものかも知れませんよ。

じゃあどうすりゃいいのってことですけど、それを「どうすりゃいいかなあ!」って言い合える人と何か関係を持って、何かを始めると言うことそのものが「これからの人生の生き方」なんですよ。

もしかして完成された世界に引っ越せるなら引っ越すけど、それがまだ分からないから、おじさんの世界で良いポジション取ろう、せめて損しないように頑張ろうと思ってませんか?

引越し先はこれからみんなで作っていくものなんです。建売住宅じゃないんですよ。街づくりから始めるんです。それが「あたらしい世界」への参加資格なんです。そこを勘違いしちゃダメです。これまで無責任に「社会のお客さん」でいられたのは、おじさんの世界の住人だったからなんですよ。お客さんでいるのはもうやめないと。で、引っ越すんです。

引越し先は開拓時代ですから、まだまだどうやって暮らしていけば良いか分からないことだらけです。それでいいんです。仕方ないんです。みんな分からなくて当たり前なんです。

ひとつだけ目安があります。
子どもたちがワクワク楽しそうにしていれば、それは良い方向に進んでいると言うことです。大人はほら、かなりおじさんの世界で洗脳されちゃってるから、ワクワクしていいことなのにそのワクワクを感じとる感覚がぶっ壊れちゃってたりするから。

でもワクワクする感覚もすぐに戻ってきますよ。そのためにはより多くの人と対等に関わることです。上下関係はないです。一緒にいて心地よい人たちとの関係を大事にしましょう。そうすりゃなんか次の生き方が見えてきます。ここら辺はセンスも必要です。役割分担も大事です。性格がまあまあ良くないと付き合うのは難しいです。自分にできないことは人に頼ったほうがいいし、自分が得意なことはどんどん人に分け与えましょう。そうすると仲良くなるじゃない?仲良くなると支え合いたくなるよね。

そこまで行けば、あとはどうにかなりますよ。きっと。

だから、自分を曲げてまで「おじさんの世界」に適応せねばと思ってる人がこれを読んでいたら、真剣に考え直してみてください。
もし悩んだら、いつでも相談してください。なるべく返事します。

そして僕はこの「おじさんたちの世界」とは違う世界をつくるために今、テレポートとスターハウスというふたつの事業を始めようとしています。村づくりもプラットフォーム開発も大人のインターンも、全部そのためなので、僕とってはすべてがひとつの同じことだと思ってます。ゆるく、ふわっと仲間になってください。

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