杜崎ひらくの歌集が買える書店さん
はじめに
杜崎ひらくの歌集「自転車修理屋」、歌集「夏ですよ」をお取り扱いいただいている書店さんをご紹介します。
どの書店さんも素敵で、個性的で、行けばずっと居たくなるような、また次も行ってみたくなるような、通いたい書店さんばかりです。
ただし、店主さんが一人で切り盛りしていたり、ご都合で臨時休業があったりしますので、のんびりとした気持ちでご訪問いただけると助かります。
そして一度にドカンと納品できないので、ご訪店のタイミングによっては品切れの場合もございます。その時は、ぜひ他の書籍やグッズに目を向けていただき、思いがけない出会いをお楽しみいただければ幸いです。
では、5つの書店さんを巡る旅に〜、出発!
1.「犬と街灯」さん
大阪にあるリトルプレス/インディーズ出版物の販売所 兼 ギャラリー。
もしかしたら日本で一番私家版歌集を揃えているお店さんかもしれません。
歌集『自転車修理屋』、歌集『夏ですよ』どちらもお取り扱いをしてくださっています。
通販も行っておりますので、遠方の方はぜひご利用ください。
2.「そぞろ書房」さん
高円寺のアパートの2階に構える、4月プレオープン、6月オープンしたばかりの書店さん。
ZINE、雑貨、新刊、古本の販売、展示、イベント、一箱本屋など、大切なものや美しいもの、楽しいものがたくさんある空間です。
歌集『自転車修理屋』、歌集『夏ですよ』どちらもお取り扱いをしてくださっています。
そぞろ書房さんを訪れたあと、買った本と一緒にまったりしたい人はhonohono cafeさんがオススメです。
ぜひ2階の窓際の席へ!
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3.「百年の二度寝」さん
江古田の隠れ家的だけど地域に開かれた書店さんです。
入り口はちょっと奥まっていますが、その先には選び抜かれたこだわりの書籍たちが並んでいます。
雑貨屋さんと中でつながっており、店主さんたちもとても親切です。
目的のものがなくても、話をしながら、欲しい一冊と巡る会えると思います。
様々なワークショップも開催しておりまして、杜崎的にいちばん気になったのは「HIPHOP英会話」です!
歌集『自転車修理屋』、歌集『夏ですよ』どちらもお取り扱いをしてくださっています。
通販もできるようですので、ぜひTwitterのDMなどで尋ねてみてください。
そして江古田といえば学生街で、面白い店もたくさんあります。
百年の二度寝さんを訪れたあと、お腹が空いたらぜひ「まほうつかいのでし」さんへ!豊富な創作パスタがたくさんあります。
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百年の二度寝さんウェブサイト
https://100nennonidone.jimdosite.com/
4.「葉ね文庫」さん *見本として置いていただいてます
大阪にあるまるで本の森のような書店さん。
こちらでは見本として、歌集「自転車修理屋」、歌集「夏ですよ」どちらもお取り扱いをしてくださっています。
あくまで見本ですので、書店さんでご注文をいただく形となります。
5.「渋谷Long books」さん *杜崎の歌集は現在品切れ中です
渋谷ヒカリエ8階、渋谷◯◯書店の中にある、歌人の永井駿さんが店主を務める一箱書店さん。
四角いボックスの中には新刊歌集から私家版歌集、短歌同人誌までぎっしりと。濃厚な世界を味わえます。
歌集「自転車修理屋」、歌集「夏ですよ」どちらもお取り扱いをしてくださっていましたが、現在は品切れ中です。
というのも、次々とフレッシュな歌集たちを仕入れ、訪れるお客様に常に新しいものをご提供されているからです。
杜崎の新刊が出たら、また置いていただきたいと思っていますので、続報を心待ちに!
2023年4月頃、並べていただいた時のツイート
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6.「小声書房」さん
2022年4月に埼玉県北本市にオープンした書店さん。
新刊・古書・ZINE・リトルプレス・雑貨などを取り扱っていて、地元の農家さんが作った野菜が店頭に並んでいることもあります。
僕はが初めて訪れたのは、とある詩集刊行のイベントでした。書棚を少し動かして店内で車座になり、詩人の方のトークと朗読、会話を楽しんだのがきっかけて、自分の歌集もいつか置いてもらえたらと思っており、この度念願叶いました!
歌集『自転車修理屋』、歌集『夏ですよ』どちらもお取り扱いいただいております。
ネットショップもあるようです!
7.「書架 青と緑」さん
2023年10月8日に島根県松江市にオープンした書店さん。
歌人の日下踏子さんが店主を務めていらっしゃいます。日下さんは僕と同じ「塔」所属で、10月14日に松江で開かれた「『湖とファルセット』を読む会」でのご縁で、遠方ながらご訪問が叶いました。
宍道湖のほとりの街の、花屋さんの2階にあります。靴を脱いでスリッパで階段を上っていくスタイルは、好きなものが揃った秘密の部屋へ入っていくような気分。見つけにいく、過ごしにいく、そんな書店さんです。
歌集『自転車修理屋』、歌集『夏ですよ』どちらもお取り扱いいただいております。
さいごに
これまでは文フリやBOOTHでしかお届けできなかった歌集が、書店さんのご協力により、さらにたくさんの人の目に触れる、手に取っていただける機会をいただくことができました。
子どもの頃から、自分の本が書店に並ぶことを夢見ていたので、今、まさに夢のような気持ちです。
ただ、歌集という商品を作る以上、そしてそれを貴重なスペースを割いて売り場に並べていただいていることもしっかりと自分で肝に銘じておかないといけません。僕の歌集が売れなければ、1冊分のスペースを無駄にしていることになるからです。
もちろん、「売れることが全て!」という考え方だけでは、この素敵な書店さん、店主の皆さんに失礼かもしれません。純粋にいいものを置きたい、新刊書店では手に入らないものを置きたい、そう考えて、杜崎の歌集を置いてくださった部分もあると思います。
店主さんたちの心意気に支えられている文化が、きちんとあるのです。
書店さんに並んだら終わりではなく、そこから誰かの手に渡っていくように、自分も売ることを続けていかないと。そう思っています。
売れっ子にはなれないかもしれないけれど、少なくてもファンがいて、置けば地道にでも売れていく。そういう作家に成長していこうと思います。