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お灸の養生【火を使わないお灸を紹介!】
皆さん、お灸(きゅう)って知っていますか?
お灸は、「ヨモギ」という植物を使った、昔から伝わる温める治療法です。ヨモギは春になると道端にも生えている、あの柔らかい食べられる葉っぱです!
ヨモギのすごい力!
ヨモギは食べるものですが、昔から薬としても使われてきました。
葉っぱをすりつぶして虫さされや切り傷にぬる
乾燥させた葉をお茶にして飲むと、おなかの調子を整えたり、冷え性にも効く
など昔から暮らしに役立つ植物なのです!(せんねん灸HPより)
お灸ってどうやって作るの?
ヨモギの葉っぱを乾燥させて「もぐさ」という材料に加工します。このもぐさを小さく丸めたものが「お灸」です。お灸は火をつけて、体のツボにのせることで、コリや痛みをやわらげてくれます!
ちなみに、お灸の数え方は「1壮(いっそう)」といいます。「壮年」という言葉が由来で、働き盛りの元気な男性を表す言葉です。お灸をすることを「据(す)える」と言います。一緒に覚えてくださいね!
最近のお灸はもっと便利!
体に良いとはいえ、火を使って危ない!火傷の恐れがある!と心配される方へ、お灸は今や、ドラッグストアやネットショップで「せんねん灸」として販売されています!
その中にも
煙がでないせんねん灸/もぐさを炭にして硬めたものです。煙の出るお灸より温度が高いものがあり灰も落ちやすいので中級者向け。
火を使わないせんねん灸/貼るホッカイロは衣類に貼りますが、貼るお灸は肌に直接貼ることができて直にヨモギの成分も肌から吸収されることによりポッカポカになります。
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他にもアロマ灸など、現代に寄り添った色んな種類がありますので、好みに合わせてお選びください!
若林理砂先生考案!ペットボトル温灸
ペットボトル温灸とは、耐熱(蓋がオレンジ色)ペットボトルを利用して手軽にお灸のような温熱刺激を体に与えるセルフケアの方法です。ヨモギの薬効成分はありませんが、市販のお灸がない場合や火を使いたくない環境でも、簡単に温熱療法が行えるアイデアとして業界内では良く知られています。
準備するもの
温かいお湯(40~50℃くらい)ペットボトル(500ml程度のサイズがおすすめ)
*沸騰したお湯半分、水半分を入れると50℃ぐらいになると思います。熱すぎた場合はタオルなどにくるんで温度調節をしてください。
体のツボやコリのある部分に当てる
首や肩、腰など、気になる部位にペットボトルを軽く押し当てます。数分間、心地よい温かさを感じながらケアします。
終わったら保湿
温めた部位の肌が乾燥しやすいので、保湿クリームを塗るとよいでしょう。
まとめ
お灸は、肩こり、腰痛、冷え性といった局所の不調をやわらげるお手伝いをしてくれます。お風呂も取り入れつつ、日中の休息時間にぜひ活用しみてください。
私はお風呂上りにドライヤーで髪を乾かすついでにお腹周りを温風で温めて養生しております!
自己紹介
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廣木孝志(ヒロキタカシ)
福島県白河市出身/日本健康太極拳協会楊名時八段錦・太極拳師範/鍼灸師
せんねん灸セルフケアサポーターお灸を普及していきましょう!(不意のダジャレ)
2007に療術業界に助手として活動を開始/2013鍼灸師の国家資格を取得/2022年恵比寿に個室鍼灸院ハリステーションを開業
初心者に優しい施術と説明を心がけている鍼灸師。稼ぐ力、健康資産のサポーターとして覚えていただけると光栄です!