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noteを活用した、学習コンテンツのマーケティング(4Pと3C)の事例紹介
士業仲間である、社会保険労務士のadoさんが中心に運用されている『シャロスタ☆社労士スタディサポート』をnoteでも展開始めましたので、ご紹介します。シャロスタ☆社労士スタディサポートとは、「社会保険労務士試験に合格したい。 社労士になりたい。」 を応援する学習サロンです。
このnote記事では単に広告宣伝ではなく、『noteを活用した学習コンテンツ』の先行事例をマーケティング(4Pと3C)の視点でご紹介できればと考え、記事にしました。通常、マーケティングの実践的な内容を記事にするにも、支援先の機密の問題もあるので、なかなか記事にできないですよね?!今回は「noteへの初参入」という貴重な機会なので、記事にしました。
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ところで当note記事の構成は、4Pと3Cの切り口に沿ってご紹介します。
ちなみに4Pとは、アメリカのマーケティング学者であるエドモンド・ジェローム・マッカーシー氏が1960年に提唱したマーケティング理論です。つまり、自社の商品販売に関わる要素を「商品(Product)」「価格(Price)」「流通(Place)」「販促(Promotion)」の4つに分類したマーケティング理論です。
次に3Cとは、経営コンサルタントの大前研一氏が自著「ストラテジック・マインド」のなかで提唱したことをきっかけとして、広く知られるようになりました。「自社(Company)」「競合(Competitor)」「市場・顧客(Customer)」の3つの要素から分析を行い、自社の優位性を構築するために必要な市場環境を把握する際に役立つフレームワークのひとつです。
・・・何だかコンサルティング関連の小難しい単語が並びましたが、この記事中では4Pも3Cも理論自体は大して重要ではなく、あくまで目次の”切り口”に過ぎないと捉えていただければ幸いです。目次は以下の通りです。
1.4P分析
1-1.商品(Product)
シャロスタ☆社労士スタディサポートとは、「社会保険労務士試験に合格したい。 社労士になりたい。」 を応援する学習サロンです。「1.4P分析」の各項目は、以下のページ内容に沿ってご紹介します。
1-2.価格(Price)
社労士試験勉強の対策にプラス1するだけで、試験へのモチベーションを上げるをコンセプトに、以下の価格帯でラインナップされています。
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1-3.流通(Place)
現在、DMMオンラインサロンが、サービス提供のメインスペースです。他にもメタバース自習室があります。コンテンツの提供場所にnoteが今回新たに追加になりましたが、どのように利活用されていくか楽しみです。
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1-4.販促(Promotion)
今回新たに追加になったnoteのコミュニティ活用は、これから検討されると伺っていますが、もともとのTwitterの拡散力は強力だと考えています。Twitterのスペースコンテンツ(士業の開業体験記)も、今回私がnote当記事で拡散していますように、販促ツールとなり得ます。
#士業の開業体験記
— ado @しくみか社労士 (@ado_sr) May 7, 2023
78名の方にお聞きいただきました!
https://t.co/7EZlP9tSbE
以上、4P分析でしたが以降は、自社の優位性を構築するために必要な市場環境を把握する際に役立つフレームワークのひとつである、3C分析を見ていきましょう。
2.3C分析
2-1.自社(Company)
これまで4P分析で説明してきましたので簡単にご説明します。シャロスタ☆社労士スタディサポートを運営する自社の強みは、そのコンテンツ内容以外にも、その代表を務めるadoさんの「士業の副業体験記」と「開業士業のオフ会」といったコミュニティがポイントになってくると考えています。
後の「競合(Competitor)」「市場・顧客(Customer)」との対応を見ていきましょう。
2-2.競合(Competitor)
社会保険労務士と中小企業診断士。資格こそ異なりますが、早稲田出版様がnoteで学習コンテンツを提供しているアカウントとして、気になる存在です。私の場合、中小企業診断士受験予備校として40年以上の老舗「TBC受験研究会」と言えばピーンときました。
長年にわたって受験指導ノウハウを蓄積しており、資本規模の大きい早稲田出版様。noteで無料で動画配信行い、市販書籍で収益を上げるビジネスモデル。投入するヒト・モノ・カネも単純比較できませんが、noteというプラットフォームを考えるうえで、キーとなる競合だと考えています。
同社とは、社会保険労務士と中小企業診断士と既に受験資格の違いがありますが、更に「自社(Company)」として、いかにnote上で差別化戦略を採れるかがポイントになってくるのでは、と考えています。前述の代表を務めるadoさんの「士業の副業体験記」と「開業士業のオフ会」といったコミュニティがとの組み合わせポイントになってくるのではないでしょうか。
2-3.市場・顧客(Customer)
お客様は「社会保険労務士試験に合格したい。 社労士になりたい。」と考えられ、既にベースとなる受験予備校のツール(例えば「資格の大原」での通信や通学等)を持っている受験生の方に「プラス」のコンテンツを提供することを想定しています。また受験生は、特にお金にシビア。既に受験予備校代として十数万円投資していますが、追加投資になります。
士業同士の価格設定のお話は、ちょっとタブーみたいなところがあるのを承知で記事にしますと、お客様の性質上、noteでも価格戦略が今後のコンテンツ育成上、重要になってくると考えています。
具体的には、①全体勉強するのにいくらかかるのか、note上で価格表を作成したり、②無料サンプル動画を提供したりすることが考えられます。
また販促(Promotion)について、今までのTwitterがメインでしたが、noteというプラットフォームに展開されたことを考えたとき、Twitterとnoteの読者層の違いを、どう考えるかも重要なポイントです。
Twitter: 短い言葉で情報発信することで交流を楽しむアカウントが多いが、意外に専ら情報収集のためにフォローするアカウントも多い。
note: 専ら情報収取というより、自身で創作活動しているアカウントが殆ど。執筆の他、イラスト、音声など様々。創作活動の他、交流や企画を楽しんでいるクリエイターも多い。
特にnoteはTwitterと異なり、比較的長文でコンテンツをストックできるのが特徴。執筆するにしても「自費出版的な要素」と「商業出版的な要素」の使い分けも重要ではと考えています。
自費出版的な要素: 書きたい内容を執筆すること
商業出版的な要素: 読者に”売れる”内容を執筆すること
よく「紙の出版」(=商業出版)”だけ”にこだわる方がいらっしゃいますが、noteの世界は「自費出版」と「商業出版」どちらが上とか関係なく、両方が大切と理解しています。創作活動を応援するプラットフォームである「優しいnoteの街」。「紙の出版」だけにこだわるnoteユーザが多くなると、きっと「無味乾燥な砂漠の街」になると思います。
学習用のコンテンツを提供する時も同じ。「商業出版的な要素」のみしか提供していないと、「中の人」の人間性が分からず、無味乾燥なアカウントになるのでは・・・。「士業の開業体験記」と「開業士業のオフ会」と「中の人」の人間性を武器にコミュニティを形成されてきたので、noteの世界でも活躍して欲しいと願っています。
3.「ぷち」コンサルやってみる!?
もし個別コンサルでしたら、当note記事は以下の位置付けになります。
①個別コンサルで期待することヒアリング
②ビジョン(社労士として考える使命感等)の深掘り
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③PEST分析等
④SWOT分析(クロスSWOT分析含む)
⑤財務診断(ココは稲垣オリジナル)
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⑥戦略ドメイン整理(何を、誰に、どのように売る)
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⑦全体戦略作成
⑧機能別戦略の洗い出し(人事、生産、販売等)
⑨販売戦略の資料作成 ←今回のnote記事はココ!
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⑩診断レポート作成とフィードバック
とはいえ、特にご依頼を受けた訳ではなく、私の方で勝手にイメージした個別コンサルメニューですのでご笑覧いただければ幸いです。
※おまけ:過去にも、noteとTwitterを比較した記事『noteとTwitterのイロハ?3要素比較』をリリースしています。
以上、いかがだったでしょうか?これからもシャロスタとnoteの化学反応がどのように起きるか1ファンとしてワクワクしています。
<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>
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