2日で再生100万回数超え!The 日本の町工場【人物4コマ図鑑】
2022年10月22日(土)に、ねじを生産する現場が動画にUPされると、2日で一気に再生100万回数超え。10月26日(水)現在には早くも200万回を超しています。このYouTubeチャンネルに撮影場所をご提供されたのが、埼玉県草加市にある(有)浅井製作所の代表取締役 浅井英夫さん(以下、浅井さん)です。
浅井さんとの出会いは5年前。子供たちの社会科見学を受け入れてくださり、私自身も多くの学びを頂きました。この後、私の中小企業診断士活動でもご協力頂き、以来、Facebookを中心にお付き合いさせて頂いています。
実は(有)浅井製作所の現場、ドラマやCM等の「ロケ地」等に多く利用されています。例えばNHKの某番組を見ていると、どこか見覚えのある現場が・・・あっ?!早速、浅井さんにお尋ねすると「そうなんです(^^) 」とのご回答。皆さんも気付かないうちに、ご覧になられているかもしれません。
このYouTubeチャンネル、再生回数にも目が行きますが、コメント欄は日本以上に、海外からの反応が大きい様子。まさに「日本のThe町工場」です。日本人が大切にしたい「日本のモノづくり」ですよね。海外からの評価は高いが、むしろ「若者のモノづくり離れ」が進んでいれば、日本は危機的な状況(!?)かもしれません。
多様な言語のコメント欄。海外からの多くのコメントのうち、特に目を引いたのが、上の米国出身のDavid MacNaughtonさんのコメント。浅井さんのような町工場を営む人が、全産業の物流を支えていることを称えており、更には、浅井さんのご健康とご活躍を祈願している温かいメッセージです。
ところで経営学上の「机上の理論」、例えば”5S”を無理にあてはめるのは絶対NGであることも、改めて感じています。5Sとは、職場環境を維持するために必要な活動の総称で、整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)の 5 項目をさしますが、決して5S自体を否定している訳ではありません。むやみに理論を実践にあてはめるべきではないことです。気になる方は、実際に現場に足を運ばれることをおススメします。
実際に5年前、子供たちと一緒に工場見学にお伺いしました際も、子供たちにも分りやすく目線を合わせ、タブレットを用いて丁寧にご説明頂いた姿がとても印象的でした。やはり浅井さんは「ただ者ではない!」ですね。
子供たちに社会科見学させる場合、食品工場などのイメージが強いですが「ねじ」もおススメです。私は子供たちに、幾つもの社会科見学に連れていきましたが、一番印象に残っているのが「ねじ」と言ってくれています。
以上、いかがだったでしょうか?日本のモノづくりが海外から高評価を受けている、一例ではないでしょうか。日本の「若者のモノづくり離れ」を憂うのであれば、子供たちの社会科見学に「ねじ」もおススメです。大人も学びはたくさんあります。そして、最後に一言だけ言わせてください。
「ねじ なめんなよ」
<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>
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