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オンライン日本語レッスンのおぼえ書き

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オンラインレッスンでのあれこれ。できるだけフレッシュなうちに、書き留めています。
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2024年2月の記事一覧

 1つ壁を乗り越えた:日本語を声に出す喜び

1つ壁を乗り越えた:日本語を声に出す喜び

約1年ほどレッスンを続けている10代の生徒さんがいます。彼は母語でも発話が苦手で、緊張が高まると吃音が出たり、言葉が詰まったりすることがあります。その苦しさは、私自身もかつて吃音に悩んでいたので、痛いほどよく分かります。

私の場合、特に仕事での電話対応が苦手でした。「お電話ありがとうございます」の「お」がどうしても言えなくて、電話が鳴るたびに心臓がバクバク。さらに、「お世話になっております」の「

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65. オンラインレッスンのおぼえがき:ビギナーから1年でN3合格

65. オンラインレッスンのおぼえがき:ビギナーから1年でN3合格

ちょうど1年前の2023年2月にひらがなを勉強始めて、2023年12月のN3に合格した生徒さんがいます。
東南アジアで、東南アジアの某国在住。

初回のレッスンは2023年4月の終わりでしたが、その時点で日本語学習は2ヶ月。
一人でみんなの日本語を使って勉強し、1冊目を終えていました。

トライアルレッスン前にコンタクトフォームに書いていた彼の日本語を勉強する理由が、日本で働きたいからでした。

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64. 「おひさしぶりです!」ラッシュな日々

64. 「おひさしぶりです!」ラッシュな日々

会計ソフトを導入したので、去年よりは確定申告への気持ちが楽。でもパソコンを長時間見ているので目が疲れる・・・生命保険の控除証明書をなんとなくしたので、再発行してもらったりなど、まだもう少し提出までにかかりそうです。頭の中、確定申告でいっぱい。

今年は白色申告ですが、来年は青色申告にしようかな、と計算しながら決めました。

1月と2月の2週目まで、ガラガラだったレッスンも、先週の終わりくらいから「

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61. オンラインレッスンのおぼえがき:トライアルレッスンから1年後の本レッスン

61. オンラインレッスンのおぼえがき:トライアルレッスンから1年後の本レッスン

約1年前にトライアルレッスンをし中学生の男の子がいました。直近の1年でTop3に堂々とランクインする、というか一番記憶に残っているトライアルでした。

生徒が、というより彼のお母さんのインパクトが強くて、本レッスンに繋がるのが怖いなぁと思っていました。

つい1週間前にこの記事を書いていて、彼とのトライアルレッスンのこともふりかえっていました・・・。

その時、私はこんなことを書いていました。

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54. オンライン日本語レッスンのふりかえり:1年前の記事をふりかえる

54. オンライン日本語レッスンのふりかえり:1年前の記事をふりかえる

2023年12月20日から「毎日noteを書く」というチャレンジをしています。
理由は「書くことやアウトプットが苦手だから」と、フリーランスなのでひとりで毎日ぶつぶついろんなことを考えています。
でも、それを外に出さないと、腐って発酵してヨーグルトまでできてしまいそうなのです。笑

まずはただ「書いてみる」と言うチャレンジをしているので、書くことはバラバラです。

しかし、1年前の2023年2月の

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ADHDの生徒さんとのオンラインレッスン:約1年を通しての成長

ADHDの生徒さんとのオンラインレッスン:約1年を通しての成長

私のオンラインレッスンでは、何人かのADHDの生徒さんと出会っています。そのうちの1人は10代の学生さんです。

保護者とのやりとりはほとんどないので、詳しい状況はわかりませんが、生徒さん自身の話ではADHDだということです。最初の頃はADHDに関する知識がほとんどなく、特別な配慮をしていませんでしたが、日本語レッスンを始めたことで、生徒さんの家族から「レッスンを通じてリズムができてよかった」と感

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47. ”なんとなく”を見逃さない方が良い

47. ”なんとなく”を見逃さない方が良い

今週水曜日に、新しい生徒のレッスンリクエストをもらった。

それと同時に、コンタクトフォームとメッセージももらった。

リクエストを送った予約の時間を間違えたため、レッスン時間の変更をしたい。

レッスンは自分以外の人が受けること。それは可能か

この2点の確認でした。

2の件に関して、私も質問返しをしつつ、1の件は時間変更のリクエストを希望時間に合わせて送った。

そして、パタリと返信も反応も

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