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【note川柳】#29:お題は「新人類」(141~145)

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉

もう死語になっているかもしれませんが「新人類」という言葉、アラカン世代にとっては懐かしい言葉です。

この言葉、1986年の新語流行語大賞流行語に選ばれているのです。👇

Wikipediaにはこんな解説がありました。

新人類(しんじんるい)とは、栗本慎一郎が作り出した造語で、1980年代に用いられた。1979年頃からテレビやラジオ、大衆週刊誌などのマスメディアでも広く使われ、当時の若者を「従来とは異なった感性や価値観、行動規範を持っている」と規定し、否定的にも肯定的にも(要するに、都合良く)扱った。
(中略)
現在新人類を明確に定義しているものとしてマーケティング上の世代区分があり、1961年(昭和36年)4月2日から1971年(昭和46年)4月1日生まれまでと定義されることが多い。また、「新人類世代」とも呼ばれる。1960年代前半生まれは共通一次試験を初めて経験した、「共通一次世代」とも重なる。

Wikipediaより引用

さて、じーじから見た「新人類」とは?という視点も交えて「新人類」をお題に川柳5句にチャレンジです。

その昔新人類もアラカンに

「新人類」がマーケティング上の世代分類では1961年~1970年生まれとしっかり定義されています。
戦中世代     (1930~1938年生まれ)
戦後世代     (1939~1945年)
団塊世代     (1946~1950年)
断層世代     (1951~1960年)
新人類世代    (1961~1970年)
団塊ジュニア世代 (1971~1978年)
バブル後世代   (1979~1983年)
少子化世代    (1984~1988年)
ゆとり世代    (1989~1993年)
デフレ世代    (1994~2000年)

じーじは、残念ながら新人類世代より1年早い1960年生まれなので「断層」世代ですわ😅

まあ、どの時代でも大人たちにとって若者は「新人類」なのでしょうね?
じーじにとってのZ世代はまさに「新人類」です。

若者はいつの時代も埒外や

いつの時代も若者は、年寄りの理解の埒外にあるものです。
じーじにとって孫は可愛いだけでなく、デジタルデバイス(パソコンやタブレット、スマホ等)の理解の早さ、尊敬すべき習得の早さです。

(孫)じーじ、寿司打タイピングで検索してみて?
(じーじ)これでいいのかな?
(孫)ちょっと見ていてね。こうやるんだよ。

これは、しっかり「じーじのボヤキ」のネタになりました。

小学校4年生はググって調べているんじゃないんですよね。トクっているんですって⁉

『ググる→タグる→トクる』だそうですよ👇

人間の頭に暗記で詰め込むよりも今やスマホで調べればすぐに分かることを知った若者には、その情報を使って次にどうすべきかを考えることを教育することの方が暗記なんかよりもよっぽど大切だと思うけどなあ⁉

理解の埒外にいる若い力を引き出すためには、教師はティーチングからコーチングに切り換えて、信じられない力を引き出していきましょう!
日本の未来はきっと明るいハズです。

世代分けこれも米国フォロワーか

「団塊の世代」や「新人類世代」戦後復興の成功体験は、米国に追いつけ追い越せを目標にした成果でした。

でも、日本人は、米国に学びパクルだけでなく独自の進化、現場の「改善」文化を築いていきました。

その頃の世代定義にも日本らしさが現れていました。

ところが、改善、改善の連続と排他的なムラづくり(系列、下請け構造)の結果、30年無成長、給料上がらずの社会となり、日本は今、欧米を学び直し(リスキリング)をしている最中です。

いつの間にやら世代定義も米国のX世代、Y世代の次に来る「Z世代」を使うようになりました。米国のパクリに逆戻りです。

再び米国に追いつけ追い越せを目標に米国をパクり、フォロワーとなってやり直しです。 頑張れZ世代!

人類は進化の結果貝になる

地球温暖化や人間同士の殺し合い(戦争)、人類の存亡危機という忌々しき事態が進行しています。

ホモサピエンスが現代人の先祖だとしても人類の歴史はわずかに十数万年。ひょっとして、賢く、互いに協力し合って生きていくことができずに絶滅したりしませんか? 進化して、過酷な環境でも生命をつなげることができる貝に戻ったりして?

ヒト属とチンパンジーの共通祖先が分岐したのは200万~1,000万年前と言われ、ホモ・サピエンスとホモ・エレクトスの共通祖先が分岐したのはおよそ20万~180万年前と見られています。

地球の歴史から見れば「あっ」という僅かな間に人類は地球環境に負荷を与え続け、生物多様性にダメージを与え続けてきました。

是非、2100年以降に誕生する新人類には、争いのない平和で穏やかな、貧富の差もない、そんな社会を築いて、人類を存続していってもらいたいものです。

還暦は終末でなく通過点

新人類世代(1961年~1970年生まれ)もこれからどんどん還暦を迎えます。人生100年時代と言われるほど人類の寿命は延びています。

考えてみれば江戸時代の平均寿命は32~44歳、その時代から考えれば還暦を迎えるというのは当時の倍の人生を経験している訳です。

「寿命図鑑」から抜粋させてもらいました。

還暦自体が昔の人にしたら奇跡のようなもの。
医療の発展もあるだろうし、医療を支える検査機器や治療機器の進化、デジタル革命もあるだろうし、食べるものもよくなったこともあるのだろうけれど、何より過酷な戦争がなかったからこそ、日本の新人類世代はどんどん還暦を迎えることができているのです。

生きているだけで丸儲け! そんな心境でこれからの人生を楽しめたらいいですね⁉


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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